思文閣ぎゃらりぃ

こんにちは!北欧とアートが大好きなmichiyoです。ヒュゲリニュースでは今後北欧のアートやデザインの情報を中心にお届けしていきたいと思います。

実はこの私、何を隠そう北欧の中では特にノルウェーが好きなのです。そんな私の元に、ノルウェーの画家の展覧会が日本で開催されるという情報が入ってきました。

ノルウェーの画家といえば…

ムンク叫び

そうです!ご存知、あの「叫び」で有名なエドヴァルド・ムンクですよね。でも「叫び」以外の作品は見たことないという方、結構多いのではないでしょうか?「叫び」の様におどろおどろしい作品ばかりではありません。

ムンク星月夜

ノルウェーの美しい夜の風景を描いている「星月夜」といった作品もあります。日本人にはない独特の色彩感覚とタッチが特徴的です。どうやら今回の展覧会の画家も、このムンクに少しだけ接点があるそうですよ。(後でご紹介します。)

という訳で、ノルウェーを代表する版画家Jarle Rosseland(ヤーレ・ロッセラン)さんの日本初の展覧会!しかも京都で開催!!ということで、喜び勇んでオープン初日に行ってきましたー!

思文閣内

京阪三条駅から徒歩5分、古美術商店が立ち並ぶ町に、モダンな建物のギャラリー「ぎゃらりぃ思文閣」があります。一階と二階がアートギャラリーになっています。

一階では、ノルウェーとアイスランドの風景を描いた作品が展示されています。

ノルウェーの風景

A tribute to the Hardanger

「A tribute to the Hardanger」(西海岸では桜や梅の木があるそう。)

アイスランドの風景

Nordic Summer

「Nordiv Summer」

二階は、日本の東北の風景を描いた作品が展示されています。

Miyako Bay

「Miyako Bay」(岩手県)

ヤーレ・ロッセランさんは東日本大震災の甚大な被害に心を痛め、今回の展覧会のテーマのひとつとして東北を取り上げたそうです。※売上金額の一部は、日本赤十字を通じて、東日本大震災で被災された方々へ送られるそうです。

私は一度だけ、ノルウェーに訪れたことがありますが、ヤーレ・ロッセランさんの作品を見ていると、ノルウェーの澄み切った空気、 一面に広がる澱みのない空を思い出しました。大胆な構成とムンクにも似た筆致、そして明快な色使い。それは誇張ではなく、ノルウェーの自然を、内面までも映し出そうとしているかのようです。

ヤーレ・ロッセランさん

Jarle Rosseland(1952-) ベルゲンに生まれ、エドヴァルド・ムンクが暮らした街として知られるエーケリー(オスロ)で育つ。少年期から木版画作家の父に師事し、以来40年以上リノリウムカット(※1)の作品作りをライフワークとしている。

引用元:駐日ノルウェー王国大使館 公式サイト

※1:リノリウムと呼ばれるコルクや木の粉から作られる合成樹脂材を彫って版にする版画の技法のひとつ。リノカットとも呼ばれる。

ヤーレ・ロッセランさんは、日本ではあまり知られていませんが、ノルウェーではとても有名なアーティストです。ノーベル平和賞の賞状にも起用されたことがあり、ノルウェー美術館には永久保存コレクションとして作品が所蔵されているそう!

最後に、個人的に気になった作品をひとつだけ…

ヴァイキング船

「Oseberg」

ヴァイキング船博物館 のヴァイキング船

写真は私が旅行時に撮影した、オスロにあるヴァイキング船博物館 のヴァイキング船です。ヤーレ・ロッセランの作品とほぼ一致!この船を見た時は、あまりにも美しい曲線に感動しました。ノルウェーのアーティストが描いた作品として、日本で再会し、嬉しくなりました。

またヤーレ・ロッセランさんと親交がある、日本を代表する京都の版画家木田安彦さんの作品も同時に展示されていました。

木田安彦さん「燧ケ岳 (ひうちがたけ)」

「燧ケ岳 (ひうちがたけ)」 (福島県)

残念ながら、私はヤーレ・ロッセランさんとちょうど入れ違いになり、お会いできなかったのですが、会期中は京都に滞在されているそう。運が良ければ直接ご本人にお会いできるかもしれません!日本では見る機会がほとんどない、ノルウェーの現代アート!展覧会は2月21日(木)までですので、お急ぎくださいね。

ヤーレ・ロッセラン展チラシ

※作品画像は全てぎゃらりぃ思文閣HPより許可を得て使用しています。

[Information]
◎ヤーレ・ロッセラン展
期間:2013年2月14日(木)〜2月21日(木)
場所:ぎゃらりぃ思文閣
開館時間:10:00-18:00
住所:京都市東山区古門前通大和大路東入元町386
※その他情報はぎゃらりぃ思文閣HPで確認してくださいね!