写真:2011年スカンセン野外博物館

日本の皆さん、夏至って意識したことありますか?お恥ずかしながら私、日本にいるときは夏至がいつなのかさえちゃんと把握していませんでした。所変わってスウェーデン、こちらでは夏至に大盛り上がりでお祝いするんです!

スウェーデン人にとっての夏至って?

スウェーデンのみならず北欧は冬になると極端に日照時間が短くなります。スウェーデンのやや南部に位置するストックホルムですら冬至直前には三時前に日が沈んでしまうという極端さ…。そのため冬にはホルモンバランスが悪くなり体調を崩しがち。暗くなが~い冬を知っているからこそ、スウェーデンの人々は夏を存分に楽しむんです。

その集大成ともいえるお祭りが「夏至祭/midsommar(ミッドソンマル)」!昔は6月24日と決まっていたそうですが、現在では毎年6月20~26日の土曜日に設定されています。スウェーデンでは「afton(アフトン)」という祝日の前の日(大晦日やクリスマスイヴなど)を祝う傾向にありますが、夏至祭もそうです。法律上は祝日ではないものの、「midsommar afton」は休みになる会社が多いようです。

ストックホルムにあるスカンセン野外博物館では毎年盛大に夏至祭を祝うため、この時期は住民だけでなくたくさんの旅行者も訪れます。今年のmidsommarは 6月22日だったので、その週末はスカンセンで昔ながらの夏至祭を見ることができました。夏至のあたりはお店が早く閉まるのですが、スカンセンのパーティは夜遅くまでやっていたとか。

写真:アーランダ空港でのデモンストレーション

私がアーランダ空港で見かけた夏至祭のデモンストレーションでは真ん中に緑のリースを持った女性が立っていましたが、本格的なものだと中央に木のポールを立てその周りを人々が輪になって踊ります。

踊りにはいくつか種類があり、通称カエルダンスという腕を後ろに組んでぴょんぴょん飛び跳ねるかわいらしいものもあります!

 

動画:夏至祭のカエルダンス

それぞれの家庭では夏至祭のディナーで祝うことが多いですが、スウェーデンでは夏至、クリスマス、ポスク(イースター)のお祝いでメニューはあまり変わりません。茹でたジャガイモ、スモークサーモン、ニシンの酢漬け(トマト味やマスタード味などバリエーションがあります)が黄金メンバーと言えます。素朴ながらも「お祝いメニュー」を家族と囲み、わいわいとお酒を楽しみながら祝うのがスウェーデンの人々にとって大切な時間。

こんなふうに季節の行事を大切にすれば、一年がもっと楽しくなりそうですね!