スウェーデン建国記念日(6月6日)のフェスティバルに合わせて、スウェーデン大使館に招待されて来日することになったスウェーデン出身アーティストKatie Goes to Tokyo(ケイティ・ゴーズ・トゥ・トーキョー)。名前があまりにもユニークすぎて興味が湧いたので、思い切ってインタビュー申請してみたところ、ご本人から快くOKをいただきました!

アーティスト名を直訳すると「ケイティは東京へ行く」ですが、実は今回の来日が、彼女にとってまさしく初めての日本、初めての東京だったんです。そんな記念すべき来日を北欧ヒュゲリニュースが見逃すわけにはいきません!ということで、フェスティバル前夜に行われたライブを楽しんだ後に、独占インタビューさせていただきました!

写真:ライブ中のKatie Goes to Tokyo

彼女のアーティスト名の由来からお気に入りの街、そしてスウェーデンのおすすめスポットなど、色々と伺ってみました。ぜひ最後までお楽しみください!

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「Katie Goes to Tokyo」の名前の由来は?

写真:インタビューを受けるKatie Goes to Tokyo

-ケイティのことをまだ知らない読者が多いと思うので、まずは自己紹介をお願いします!

Katie Goes to Tokyo(以下KGTT)は、数年前に始めたプロジェクトなの。それまではThe Wilson Hospital(ウィルソン・ホスピタル)というバンドにいて、日本で2002年にアルバムをリリースしたんだけど念願の来日ライブは実現しなかった。バンドが解散したあともその夢は捨てきれなくて、自分の新しいプロジェクトの名前をKGTTにすることにしたの!

-やっと夢が叶ったんですね!東京の第一印象はいかがでしたか?

実は最初、ストックホルムを思い出したのよね。空港に着いてタクシーに乗り込んで、外の景色を眺めていたらなんとなくストックホルムに見えたの。けど都心に近づくにつれて、ネオンサインとか大きな看板が見えてきて、「ここはやっぱり東京ね!」って思ったわ!(笑)

私のことを日本に招待してくれて、ライブする機会を作ってくれたスウェーデン大使館には本当に感謝しているわ。それが私の夢だったからね。

 

お気に入りの街はシュレフテオとトロント

-実家はシュレフテオ(スウェーデン北部にある街)にあるんですよね。私は訪れたことがないんですが、ケイティにとってどんな街ですか?

小さい街なんだけど、自分の生まれ育った場所だからすごく好きよ。ストックホルムに引っ越したのは22歳のとき。シュレフテオが気に入ってるから、初めはストックホルムでうまくやっていけるかどうか不安だったわ。けど、当時所属していたBackfish (バックフィッシュ)というバンドがストックホルムに引っ越すことになったから、ついて行かざるを得なかったの。

どんなに小さな街で、気に入らない側面があったとしても、やっぱりホームタウンであることに変わりはないから、シュレフテオは私にとってとても特別な場所よ。この夏は家族に会いに、久しぶりに帰るわ!

 
シュレフテオで撮影された「Will you be gone all summer?」のPVはこちら:

 

-ケイティはトロント(カナダ)にも住んでたんですよね。なんでトロントなんですか?

2011年にCanadian Music Week(カナディアン・ミュージック・ウィーク)というイベントに参加したんだけど、その時にトロントという街に心を奪われたの。シュレフテオ以外の街に対してそういう感情を抱くのは初めてだったわ。みんなすごく優しくて、居心地が良かったし、新曲を書くにはいい環境だなと思ったわ。

ちょうど、スウェーデンから距離を置きたかった、というのもあったの。自分の生まれ育った国にずっといると、周りの期待に応えないといけないっていうプレッシャーを感じるのよね。だから私のことを全然知らない場所で、新しいことに思い切ってチャレンジしてみたかったの!そういう意味でトロントはパーフェクトな場所だったわ。

 

ミュージシャンを目指そうとしたきっかけ

-そもそもなぜミュージシャンを目指そうと思ったんですか?

決して「これが私のやるべきことだ」って思ってたわけではないの。でもお父さんがバンドでベースをやっていて、小さい頃から家の中に音楽があるのが当たり前だったのよ。お父さんがギターの弾き方を教えてくれて、そこから自分の曲を作るようになったわ。

一番最初にBackfish(バックフィッシュ)というバンドを立ち上げたときに、私も他のメンバーも、楽器が得意だったわけではないけどとにかく演奏がしたかったの!そのときから、本格的に音楽に取り組んでみよう、って思うようになったわ。

-YouTubeでPVを何本か見ました。手作り感があって、素敵ですね!

音楽を作っている最中に感じたことを自分なりに表現したくて、全ての曲にビデオを作ることにしてるのよ。プロのレベルではないけど、友達と一緒に作ってるわ。今後も同じようなスタイルでビデオを作り続けると思う。

 
スウェーデンのラジオ局でヒットした「Little Sister」のPVはこちら:

 

-せっかくなので東京についての音楽とビデオ作ってくださいね!

それは良いアイディアね!

-ケイティの夢は、名前(Katie Goes to Tokyo)の通り、東京でライブをすることでした。今回の来日で、その夢は叶いましたね!次の目標はなんですか?

そうね、色々と計画はしているわ。どこまで言えるかな…うーん、やっぱり秘密にしておく!(笑)プランが固まったら、知らせるわ!私のFacebookページをフォローしてね!

 

おすすめのスウェーデン料理は、世界一臭い◯◯?

-北欧ヒュゲリニュースの読者は、スウェーデンにとても興味があると思います。スウェーデンに行く機会があったら、何をするのがおすすめですか?

やっぱりストックホルムに行って欲しいわ。歴史のある建物が多くて、とても美しい街。もしスウェーデンの伝統行事を体験してみたいなら夏至祭がおすすめね。

ちなみに私たちはシュールストレミング(ニシンを塩漬けにして発酵させた漬物)を食べたりするんだけど、ものすごく臭いの!でもアイスランドのハカール(サメ肉を発酵させたもの)よりはマシかな(笑)。それがアイスランド人にとって珍味なように、シュールストレミングもスウェーデン人にとっては珍味なのよ。

Lola Akinmade Åkerström/imagebank.sweden.se

あと、スウェーデンの北部もとっても景色が美しくて、おすすめね。キルナという街とか、あとはアイスホテルを試してみるのも良いかも。

画像:アイスホテル(ライター撮影)

 

最後にケイティからヒュゲリなメッセージをいただきました!

-北欧ヒュゲリニュースの「ヒュゲリ」とは、デンマーク語で「心地よい」と感じられる状況や場所を意味しています。そこで、ケイティにとってヒュゲリな瞬間をぜひ教えてください!

自分のアパートにいるのが一番落ち着くわ。やっぱり安心するし、人生を見つめ直したりできるのが良いの。猫を飼うのもいいかもしれないわ。

-最後に、読者とあなたのファンのみなさんに一言お願いします!

この記事を最後まで読んでくれてありがとう!ぜひ、私の音楽も聴いてみてね。絶対にまた東京に戻ってきたいから、今回会えなかった人は次回ライブに遊びにきてください!

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いかがでしたでしょうか?小柄でキュートなケイティはとってもチャレンジ精神旺盛で、これからも応援し続けたいアーティストです。

やっぱり個人的に気になるのは、来日という夢を果たしてしまった今、「Katie Went to Tokyo」に改名するのかどうか(笑)!?そして、彼女が「秘密!」と言っていた次の目標とは一体何なのか?Facebookページをチェックしながら、ケイティの今後についてもまたレポートしたいと思います!

写真:Katie Goes to Tokyoとスウェーデンライターaiko