もうすぐ8月も終わりですね。東京の暑さはまだまだ続きそうですが、スウェーデンはそろそろ夏も終わって涼しくなってきている頃ではないでしょうか?

そんなスウェーデンの夏の終わりを象徴する、ちょっと変わった伝統行事があることをみなさんご存知ですか?その行事とは、ザリガニパーティーです!この時期になると、スーパーには大量のザリガニが売られていて、バケツ単位で買うのが一般的なようです。私が初めてザリガニパーティーを体験したときの写真がこちらです:

真っ赤に茹で上がったザリガニ、とても美味しそうですよねぇ。

…と今日はこんなほのぼのとした記事で終えるつもりはありません。笑 実は取り上げたかったのは、北欧最大の小売業者であるICA(イーカ)がスウェーデンでつい最近流していた問題作のテレビCMです。

CMの見どころは、ザリガニパーティー。ですので、実際にスウェーデン人が家でどんな装飾をして、どんな格好して、スーパーで何を購入してきてパーティーをしているのかが、よく分かる作りになっています。…が、実はこのCM、それだけでは終わらないんです。特にCM後半の描写について、一時期炎上しまくっていたようです。

まずはCMをご覧いただきましょう!

 

少し解説をしますと、最初にスウェーデン人がザリガニパーティーをしているシーンがありますが、その中で一人の男性が、

「中国の広東省では変わった習慣があって、犬肉がごちそうらしいよ」

と言ってみんながあからさまに嫌な顔をします。

 

すると場面が切り替わり、中国人の家族の食卓が映しだされます。そこでは、スウェーデンのザリガニパーティーとそっくりの祝い方をした犬肉パーティーが繰り広げられているのです。そこで中国人の男性が、

「スウェーデンでは変わった習慣があって、ザリガニがごちそうらしいよ」

と言って、周りの人は驚きを隠せず、スウェーデン人同様にとても嫌な顔をします。

 

このCM、冗談のつもりで面白おかしく作ったのでしょうが、若干不愉快なところは否めません…。広く犬肉食の習慣が残っている中国ではあるものの、やはり国内外からバッシングにさらされているようですし、ザリガニと同レベルで扱うトピックでは無かったかもしれないですね。いっそのこと無難に、

「日本では変わった習慣があって、腐った豆(=納豆)がごちそうらしいよ」

ぐらい害の無いネタを使ったほうが良かったのかもしれません。笑 みなさんは、このCMを見てどう思いましたか?ぜひtwitterにてご意見お聞かせください!

参考:
Outrage over Swedish grocer’s ‘dog-eating’ ad – The Local  8/6/2013
ICA:s “hundskiva” RO-anmäld – The Resume 8/7/2013
Chefredaktör rasar mot fördomsfull reklam – King slår ifrån sig – The Resume 8/6/2013