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画像:Delar ut hamburgare på köttfri dag | Inrikes | SvD

突然ですがみなさん、ハンバーガーは好きですか?私はたまにものすごーく食べたい衝動に駆られるのですが、あれは何なのでしょうね(笑)。

さて、スウェーデンではそんなハンバーガーがちょっとした議論を巻き起こしています!DAGENS MEDIAによると、ことの発端はニュヒェーピング・コミューン(Nyköping kommun)が導入を決めた「お肉を食べない日」。環境のために、と毎週水曜日の給食ではお肉を出さないことが決定されました。しかし、この「お肉を食べない日」に待った!と声をあげたのが、スウェーデン国産肉の販売促進を目指すスウェーデン農民連盟(LRF)です。スウェーデン農民連盟は、この「お肉を食べない日」に反発して、グリーペン高等学校(Gripenskola)の校庭で、なんとハンバーガーを配る計画を立てているのだとか!

スウェーデン農民連盟のヤーン・エクスヴァード(Jan Eksvärd)さんによれば、これは肉を食べる方がいいとか野菜を食べる方がいいとか、そういう次元の問題ではないそう。1990年以降のスウェーデンにおける食肉消費量は40%増加しましたが、それはほぼ輸入肉によってもたらされたものでした。ですが、輸入するのではなく、国産品を消費する方が、生物多様性・環境・スウェーデン企業にとってプラス効果があり、政府は国産品消費を促す方向に動くべきだというのがヤーンさんの主張。単にお肉の消費を促進するのではなく、この事実に関心を集めるためのPR活動が、今回のハンバーガー配布計画のようです。

もちろんこのPR活動をおもしろく思っていない人もいます。動物の権利団体のカミッラ・バリヴァル(Camilla Bergvall)さんは、「決定されたことを尊重できないだなんて残念だ」とPR活動自体には否定的ですが、逆に「お肉を食べない日」に対する関心を集める機会になると考えているようです。

確かに、輸入品ではなく国産の食品を国内で消費する方が環境にも、スウェーデン企業にとっても良いですよね。でも「お肉を食べない日」にハンバーガーを生徒たちに配るというのはなんだかやりすぎな気もします。でもでも、これくらいインパクトがあった方がPR活動としては正解なのかも?個人的には、「お肉を食べない日」に校庭でハンバーガーを配って、どのくらいの生徒がもらいに来るのかが気になります(笑)。

参考:
Delar ut hamburgare på köttfri dag | Inrikes | SvD
LRF:s pr-kupp – delar ut hamburgare på skolans köttfria onsdag – Dagens Media