最近僕が、ちょっとだけ注目してる北欧関連雑誌があります。女性向けのファッション誌で、創刊されたばかりの『style FIZZ』という雑誌です。

styleFIZZ

Fashionsnap.comさんにて、「北欧テイストを取り入れた「シンプルで上品な洗練されたライフスタイル」を提案する」雑誌だと紹介されていて、Twitter上でも複数の北欧関連アカウントが新創刊のこの雑誌についてつぶやいていました。

それを見た僕は「北欧テイストの服ってどんなのかな?マリメッコとかかな?もっとマイナーなブランドも取り上げてたらいいな」と期待して雑誌を買い、全ページに目を通したののですが・・・北欧要素がほぼない。北欧テイストどころか、北欧関連のコーナーがひとつもありませんでした。唯一あったのが、リビングルームの部屋づくりに関するコーナーの1ページに「北欧風の部屋」があったことくらい。

「北欧風○○」について

Fashionsnap.comさんがなぜ、この雑誌を“北欧テイスト”だと紹介したのかは、確認していないのでわかりません。発行元のプレスリリースにそう書いてあったか、なんらかの手違いでそう表現したか、あるいは僕が決定的な何かを見落としているのか。

ただ、一般的に“北欧風”という言葉が都合良く使われがちだなということを、この機会に再認識しました。

なんとなく響きがいいから使われやすいのだと思いますが、こうして北欧に関するウェブメディア(サイト)を運営し、北欧について本気で勉強しているライターさんや読者さん達と一緒に活動していると、余計に気になってしまいます。

・・・北欧風ってなんだろう?

ヒュゲリニュースの考え方

ヒュゲリニュースとしては「北欧風とはなんたるか」について明確な答えを持っていません。北欧には5つの国があり、それぞれのカルチャーは違います。地理的に西欧諸国の影響を受けやすいデンマークと、ロシアの影響を受けやすいフィンランドでは、国の個性が違うのは明白です。北極圏のロヴァニエミやトロムソは、コペンハーゲンとはやっぱり違うと思うのです。

ヒュゲリニュースでは、特にデンマークの方が大事にされている「ヒュッゲ(hygge)」という考え方を、日本人が学ぶべき北欧に根付く考え方だと捉え、読むとヒュゲリな気持ちになれるウェブサイトになりたいと考えています。また、「さすが北欧!」というような良いニュースも、「北欧ってそんな問題もあるのね」という悪いニュースも、どちらもお伝えすることで北欧のリアルな空気を感じていただけるよう心がけています。

日本で北欧関連の話題が盛り上がるのは嬉しい事で、北欧と日本の距離が縮まることも我々が目指すところですので、まず各所でライトな“北欧風”に触れて「なんとなく北欧風が好き」という気持ちになってくれた方に、「北欧にはもっと深い魅力があるんだよ!」ということをお伝えできるようなサイトづくりを、ヒュゲリニュースではこれからも目指していきたいところです。

今後のstyle FIZZに期待!

念のため記しておくと、style FIZZのこともFashionsnap.comのことも批判してる訳ではないです。北欧風について改めて考えるきっかけになった出来事だったので紹介しました。

とくにstyle FIZZさんで紹介されている“(ハリウッド系?)ゆるセレブスタイル”は個人的にはとても好きなので、今後もセレブに絞った展開をしていくのか、あるいは北欧ファッションを追求していかれるのか、注目していきたいところです。どっちに進んでも僕的には満足。

以上、北欧ヒュゲリニュース編集長的、“北欧風”の考察でした。

参考:
北欧テイストのファッション&ライフスタイル誌「style FIZZ」創刊 | Fashionsnap.com