この秋冬にかけて、注目のデンマーク映画が立て続けに公開されます(一部地域によっては既に公開中)。どれも良作との評判の声があがっていますよ。じっくりと深く考えさせられるものから北欧の美意識を感じられるものまで、それぞれに違った北欧らしさを感じられるはず。今回は3つの注目作品を一挙にご紹介します!

1.「ある戦争」(デンマーク)

デンマークの名匠トマス・ヴィンターベア監督作品(『偽りなき者』『光のほうへ』など)の脚本を手掛け、数々の賞を受賞したトビアス・リンホルムが脚本・監督を務めた最新作。自身の監督作品3作目にして第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートという快挙を果たしたことで、いま世界的な注目を集めています。
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<画像:Krigen | Nordisk Film Production>

(ストーリー〉
アフガニスタンの紛争地帯で市民を守る任務を背負ったデンマークの治安部隊。その部隊長クラウスは、パトロールの最中にタリバンの攻撃を受け、致命傷を負った部下を守るため、付近の空爆命令を下した。しかし結果として、その決断は部下の命を救った一方で、幼い子を含む、多くの一般市民の命を奪ってしまったのだった。(公式HPより)

戦争という過酷な条件下で、正義やモラルを巡る人間の心の葛藤が驚くほどリアルに描かれている本作。北欧映画はこうした人間の本質的な主題について、しっかりと考えさせられる作品が多いような気がします。歴史的事実としての戦争は、あまりに残酷で目を背けたくなるけれど人間が確かに通ってきた道であるからこそ、映画を通して知ることが重要なのではないでしょうか?

・10月8日(土)新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー(詳しくは公式HPの劇場情報を参照)
★特典付き特別鑑賞券発売中(詳しくは劇場HP参照)

参考: 「ある戦争」公式HP