「Keitto Ruokala（ケイット ルオカラ）」大阪・淀屋橋に北欧の食堂が誕生！

【2018.5.23追記】※こちらの記事の内容は2016年11月取材時のものです。現在のものとは異なる部分がございますのでご了承ください。

大阪のオフィス街、淀屋橋に北欧の豊かな暮らしを提案するアパレルブランドが北欧の食堂をオープンされたと聞き、早速ランチをしに行ってきました。

オフィスワーカーが行き交うビル群の中、「Keitto Ruokala（ケイット ルオカラ）」の目を引くフィンランドブルーのテントと、何だろうこのお店？とガラス張りになっている店内をついつい覗き込みたくなる外観。

そんなKeitto Ruokalaの魅力をご紹介します。

内に入ってまず感じるのは、外からの光が店内にたくさん入ってきて、とても明るいことです。

白いタイルや壁、そして北欧スタイルのインテリアが居心地の良い空間を演出しています。

　

私が訪れた時に提供されていたお昼ご飯はこちら。
・おにぎりみそ汁ランチ ￥780
・ケイット日替定食 ￥680
・北欧ランチ ￥1,000
・あったか手作りスープセット ￥550

フィンランド語でKeitto=スープ、Ruokala=食堂という意味。体と心にやさしいスープや食事を気軽に楽しめます。

肩肘張らずに一つ一つに手間ひまかけられた普段着の食事（飽きのこない食事）を楽しめるのもこのお店の魅力の一つです。

＜北欧ランチ＞

本日のスープ３種類（サーモンのクリームチャウダー、秋の実りとニョッキのミルクスープ、コーススープ）から１つを選べ、Keitto Ruokalaの一番メニュー「サーモンのクリームチャウダー」を選択。

日替定食だけでなく、スープやおかずも日によって違うので、今日は何かな？どれにしよう？と楽しめるのが良いですね！

北欧名産のサーモンとクリームがじっくり煮込まれていて、ディルがよく効いています。

他にも姉妹店のパン工房「Keitto Leipa（ケイットレイパ）」で作られたパンが食べられます。

北欧ミートボールのコロコロトマト煮込みもハーブが効いていて美味しかったです。

＜おにぎりみそ汁ランチ＞

お米は熊本県産「森のくまさん」、沖縄県産まーすやー「おにぎりの塩」を使用されていて、お米一粒一粒がピカピカと輝き、もっちりとした食感と絶妙な塩加減で一口頬張ると思わず笑顔がこぼれます。きっと冷めても美味しい。

おにぎりは塩むすび、えごま、おかかから2種類選べます。 なぜ北欧の食事だけでなく、日本の食事にも焦点をあてられているのか質問してみました。

―やはり私たち日本人の心と体に合う日本食を楽しんでいただきたいという思いがありました。

北欧の自然を感じる空間で、北欧の生活を感じる食器を使い、北欧の人々の時間の楽しみ方を再現することで、北欧のライフスタイルの要素を取り入れる。

でもそこで提供されるものは北欧そのままではなく、日本の伝統食によって北欧と同じような豊かさを感じていただきたいと思い、日本食を取り入れました。

実際おにぎりみそ汁ランチを注文される方も多く、北欧スタイルの空間でおにぎりを食べ、心もお腹もほっと落ち着く感じ、とても良かったです。

また取材をして最も興味深かったのが、Keitto Ruokalaさんが目指されている「豊かな暮らし」が北欧の人々の暮らしに似ているということ。その事についても質問してみました。

 ―元々、「子育て中のママは自分の着る服などにあまりお金をかけられない、そんな日常の中、着ることで心地良さを感じ、それによって暮らしの中に豊かさを感じるお手伝いが少しでも出来れば・・・」との思いでものづくりをしていたところ（当時北欧ブームがあったこともあり）、私たちの考える豊かな暮らしはまさに北欧に似ている、という発見がありました。

お金をかけることではなく、四季の移り変わりの中で日常にあるものに少し手間をかけ、工夫することで毎日を彩る生活。そんな暮らしこそが私たちが実現したい豊かさだと気づいたのがきっかけです。

「豊かな暮らし」を毎日着る服や食事を通して発信、そして提案されているんですね。

ランチの時間以外にも、朝食から夜ご飯まで提供されているので、気軽に立ち寄れ、そしてきちんとした食事が取れる便利なお店です。

また週末ごはんはオープンサンド風にビュッフェ形式で楽しめるよう。これもまた気になりますね！

今後は月に一回、姉妹店「Keitto（オリジナルウェアと雑貨の販売、暮らし手づくり工房の運営）」とコラボレーションしたワークショップやマルシェ、同じく姉妹店「Keitto Leipa（パン工房）」とコラボレーションしたパンフェア、音楽ライブなどを計画されているそうです。

ぜひ皆さんも一度「手に届く豊かな暮らし」を感じにお店に行ってみてください。