「世界一くさい食べ物」、シュールストレミング(surströmming)。
中田さん記事3
<画像:川口貿易>

ニシンの塩漬けを発酵させたもの。缶に詰めてからも発酵し続けるという強者です。
どれぐらい臭いかというと、気圧変化で破裂した場合に周囲に悪臭が染み付く恐れがあるため、多くの航空会社が機内持ち込みを禁止しているほど。これぞ本物の飯テロですね。

Youtubeやテレビ番組でもしばしば罰ゲームやネタとして登場するシュールストレミングを、今回は現地のレシピで美味しく!いただいちゃおうと思います。

 

用意するものは…

・シュールストレミング 1缶

・紫玉ネギ    1個

・トマト     2個

・ビネガー    少量

・サワークリーム 食べたいぶんだけ

・じゃがいも   一人1〜2個

・バター     食べたいぶんだけ(パンの上に塗ります)

・北欧のフラットブレッド「トゥンブロード(tunnbröd)」(なければトルティーヤで代用可)

※分量は目安です!

 

準備はできましたか?

さて、まずは野菜の下ごしらえ。

1)じゃがいもはまるごとホクホクに茹でて、皮を剥く。

2)紫玉ネギは薄切りに、トマトは輪切りにして、両方とも2cm程度に粗く刻む。

3)2の玉ネギとトマトを合わせてビネガーで和え、軽く胡椒を振る。

 

それではお待ちかね、シュールストレミングの開封式です。
皆さんお風呂場とか密室で開けていますが、外で開けましょうね、外で!
できれば水を張ったバケツの中で、缶ごと水に浸けたまま開けると、臭いが拡散するのを防げます。
中身が水浸しになっても大丈夫。とっても塩辛いので、むしろちょっと洗い流せていいかも。

準備は整いました。いただきましょう…!

1)フラットブレッドの上に惜しみなくバターを塗る。

2)お皿の上にシュールストレミングを載せ、フォーク&ナイフで骨としっぽ(もし付いていれば数の子も)を取り除き、身をほぐす。

3)同じくジャガイモも薄切りにして、細かく崩す。

4)全てのトッピングをフラットブレッドの上に適量のせて巻く。

→いただきまーす!!
中田さん記事2
↑実際の様子。ご婦人方のお皿にはジャガイモとシュールストレミングが、写真右のお皿には紫玉ネギやトゥンブロードが見えます。

動画で雰囲気を楽しみたい方はこちら。スウェーデン語です。

もぐもぐ…あれ、思ったよりおいしい…っていうか普通に美味しいぞ…!

そのまま舌の上にのせるとアウトなのでしょうが、他の素材と合わさっていい味だしてくれてます。塩気もいい感じ。
日本で〆サバとかが食べられる人は、こちらも美味しくいただけると思います。

気になるニオイは、意外と大丈夫。時々ふわっと特有の生臭さがコンニチワしますが、玉ネギやサワークリームが相殺してくれています。
開けるときも、水の中で開ければ「うわ〜やっぱ臭うね〜」ぐらいのものでした。ただしそのまま部屋の中に放置すると、翌日は悲劇になるそうな。

何らかの機会でシュールストレミングを手にした方、いつかスウェーデンに行かれる方、ぜひお試しください!!(スーパーに行けば山積みで売られています)

年に一度の輸入で売り切れ必至ですが、こちらの正規輸入販売店でも手に入るそうですよー。

 

(追記)
スウェーデンに行けば普通にスーパーで手に入るので、ツナ感覚で浸透しているのかと思いましたが、そうではないようです。
現地で食べたときも、居合わせたほとんどのスウェーデン人が初トライでした。
ちなみにこの食べ方以外に普通の料理に使うことは、ほぼないとのこと(笑)

参考:川口貿易オンラインショップ

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