Godt nytår!年が明けましたね。お正月は家族でのんびり過ごしたり、初詣に出かけたりする人が多いのではないでしょうか。

デンマークの新年には、花火を打ち上げる慣習があります。
しかしよくテレビのカウントダウンなどで見るような盛大な打ち上げ花火だけでなく、人々があちこちで独自にロケット花火を打ち上げるため、街は花火の明かりと爆音につつまれます。そう、結構危ない時でもあるんです。

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写真:Pixabay

安全に花火をするためのルール

やけどをしたり、時には火災が発生したりすることもあるデンマークのロケット花火文化。
一昨年の新年には、1日で267人も花火の事故による重症患者が病院に運ばれたそう。

そのため、花火に関するルールはしっかりと定められています。
たとえば購入できる重さの制限や、デンマークの独自の基準を満たしたことを証明するライセンスの入った花火を買わなくてはいけないなど。

現在、一般人が花火をしていい時期は12月27日から1月1日までと決まっています。
日本で売られているような小さい花火ではなく、あちこちで爆竹が飛ぶことになるからこそ、厳しいのは当たり前かもしれませんね。

安全に過ごすなら、できるだけロケット花火が飛んでくる場所から離れていることが大切です。
花火の光で失明してしまう人も毎年いるため、観賞用のゴーグルの装着もおすすめだとか。

デンマークの新年の風物詩

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<画像:Kransekage>

デンマークでは、大晦日には親戚や友達と集まってマルグレーテ女王のスピーチを聞き、この時期の定番であるタラ料理や、写真のようなマジパンのケーキを食べてから、新年のカウントダウンをします。

年が明けたとたんに街中で花火が打ち上げられるため、かなりの騒音なのですが、実はこの騒音こそが厄を払うと言われているとか。

人々はさんざん食べて飲んで酔っぱらったあとに外に出て、同じく外にいる人と「Godt nytår!(あけましておめでとう)」と言いあいます。
普段話したことがない人でも、このときばかりは友人です。

日本とは違い、新年は毎年お祭り騒ぎになるデンマーク。
今後デンマークで年越しする機会がある方は、花火から十分離れて安全に楽しく新年を迎えましょう!

参考:Der må affyres! Sådan kommer du bedst igennem fyrværkerisæsonen

Seven Danish New Year traditions