「あのね、私たちの仕事って、ケガや病気で動けないような人を車で助けに迎えに行ってるわけ」

こんな出だしでFacebookの投稿を始めたのは、救急救命士のクラーラさん。どうやらその日の勤務中に、ふつうはありえないようなことが起きたようで・・・。

救急車に違反切符

その日、クラーラさんは救急の電話を受け、ストックホルム郊外の老人のお宅へ向かったそうです。

「患者さんのお宅に向かってるときって、駐車スペースを探す暇もないし、駐車料金を払ってる時間なんて尚更ないのよね」

おっしゃるとおりだと思います。

「それで患者さんのところに着いたとき、通行の邪魔にはならないように救急車を道の端に止めてから、手当てに向かったの。それが済んで救急車に戻ってきたら、駐車料金の切符が貼ってあったのよ」

クラーラさんが救急車に戻ってきたとき目にしたのは、Q-parkというコインパーキング会社からの、簡単に言えば「違反切符」。
なんと750kr(約9500円)もの駐車料金が請求されていました。

Klara Karlsson
<画像:Klara Karlsson>

日本にいるとピンときづらいかもしれませんが、スウェーデンではけっこう多くの車が路上の駐車スペースに駐車しています。
近くの券売機で駐車券を購入して、フロントガラスとかに貼っておくんですね。

P. James Murray
<Flickr | P. James Murray>

「次は、救急車の駐車料金は大目に見てもらいたいわ。次に向かう先は、あなたやあなたの家族のところかもしれないんだからね、Q-parkさん!」

こう締めくくられたクラーラさんの投稿は大きな反響を呼び、33,000件以上のシェアと1.7万件ものコメントをつけています。
後日、投稿には追記がなされ、「会社からは駐車料金の取り消しと謝罪がありました。誰にでもミスはあるものね」としています。

見たらわかる救急車に違反切符とは「何考えてるんだか」という感じですが、もしみなさんがスウェーデンを車で旅行してみようと計画される際には、駐車ルールも予習しておいてくださいね!

参考:
Ambulans under utryckning fick p-bot – nu har tiotusentals läst Klaras inlägg | SVT Nyheter
Klara Karlsson | Facebook