北欧の動物といえば、ヘラジカの名前があがってくるかと思いますが、草食で温厚そうなヘラジカにも、機嫌が悪い時はあります。
では、実際に遭遇した場合、どのように行動すればよいのでしょうか。

ヘラジカ
<画像:Dinside>

ノルウェーでは、ヘラジカは森林地帯や山に生息しており、冬になると低地に降りてきて、人が住む地域の近くまで来てしまうことがあるそうです。
5月末から6月初頭は、メスヘラジカの出産期です。その時期は、少し高台で、天敵から素早く逃げられる安全な場所を選んで住みます。

子育て中のメスヘラジカに遭遇した場合、子ヘラジカの大きさに関わりなく、特に注意しなければなりません。メスヘラジカは、小さく無力な子を守るために攻撃的になっており、人を天敵である肉食動物とみなします。また、冬の繁殖期のオスヘラジカも攻撃的です。その時期以外は、通常、遭遇しても何も問題はありません。

(動画30秒からのヘラジカの攻撃は恐怖!)

遭遇したら、このように行動しよう

  1. 距離をとる。50メートル以内の場合は、後ろに下がりましょう。
  2. 木の後ろや上に隠れる。

メスヘラジカは天敵を蹴り倒し、動かなくなるまで踏み続けます。もしすでに攻撃を受けてしまった場合は、手を上げた状態で胎児の姿勢で静かに横たわり、メスヘラジカが止めるまで更なる攻撃に耐えましょう。

車を運転中にヘラジカと衝突してしまうと命の危険があるのは有名ですが、研究者によると、ヘラジカに遭遇しただけで亡くなったという事例はありません。しかしながら、重傷を負い、何か月も入院している人は多いようです。

皆さんも、北欧で森を散策中にヘラジカに遭遇した場合、上記の行動で身を守りましょう。

参考:Slik bør du oppføre deg om du møter elg | Dinside