トム・クルーズ主演の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の1シーンは、ノルウェーの有名なフィヨルドで撮影されました。

リーセフィヨルド
<画像:Dagbladet>

撮影が行われたのは、リーセフィヨルドにあるプレーケストールン(Preikestolen)という高さ600mの崖です。ここではトム・クルーズが、水面から垂直にそびえ立つ崖にはりつく4分間のシーンが撮影されました。

プレーケストールンって?

毎年25万人以上が訪れるフィヨルドの観光地で、スタヴァンゲル(Stavanger)またはサンネス(Sandnes)からフェリーで行く2つのルートがあります。
駐車場からプレーケストールンまで片道3.8km歩くことになり、崖の頂上に辿り着くと、安全柵がないので、断崖絶壁からぎりぎりまで体を乗り出し、眼下に広がるフィヨルドを楽しむことができるようです。

観光客増加を心配していたけれど…

昨年秋の撮影当時、地元観光協会は、撮影地として選ばれて嬉しい反面、この映画を見て訪れる人が増え、自然破壊が進むのではないかと心配していました。
2027年には、年間50万人以上訪れるのではないかと予測していたようです。撮影にあたって、一般の観光客の立ち入りを禁止するなど全面協力をしていました。

また、今回の撮影でトム・クルーズとスタントマンは、600(約8,140万円、2018年7月現在)以上の奨励金を受け取りました。この奨励金は、ノルウェーの文化や歴史、自然を宣伝するために、国際的な映画やドラマのノルウェーでの撮影を誘致するという目的で支払われます。

しかし、いざ完成してみると、場所はインド・パキスタン・中国が国境で面しているカシミール地方という設定になっており、ノルウェーのノの字も出ない、何とも残念な結果となりました。

参考:

«Mission Impossible 6 – Fallout» Tom Cruise-film flytter Preikestolen til India – Mistenkte at noe slikt skulle skje | Dagbladet
Frykter «Cruise-turister»: – Kan bli ødeleggende | Dagbladet
Preikestolen.no