デンマークの首都コペンハーゲンの西部に位置するフレデリクスベア地区。
緑豊かな公園のあるこのエリアを歩いていると、白と黒で統一されたスタイリッシュな建物が見えてきます。

デンマークの建築事務所COBEが手がけるフレリクスヴァイ幼稚園です。
デンマークにはユニークな建築がたくさんあるのですが、こちらもその一つ。筆者も先日ちょうど前を通りがかってみました。

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<画像 | Mika>

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<画像 | COBE

一見オシャレな新築住宅のようにも見えるこの幼稚園。2011年には建築コンペティションで1位を獲得しています。

園内にはアパートやヴィラのような11の小さな建物が集まっており、子どもたちがそこで自由に遊びまわります。緑に囲まれたこの場所は、子どもたちにとっての「小さな村」のような空間ですね。

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<画像 | COBE>

子どもたちが自分で小さな社会を作り出せる場所

なぜこのような幼稚園ができたのでしょう?フレデリクスヴァイ幼稚園をデザインしたCOBEの創始者はこう語ります。「私たちが作りたかったのは、子どもたちの学びと創造性を育むための場だ。子どもたちというのは社会にとって最も貴重な存在であり、だからこそ良い子ども時代を過ごしてほしいんだよ。

現在デンマークではとにかく託児所の施設を大きくする傾向があるが、重要なのは、子どもたちが自分で小さな社会を作り出せる場を提供することだと思う」

この幼稚園のデザインのテーマは「多様性」だそう。外から見ると色が揃っていて統一感のある建物でも、部屋のひとつひとつの違いにはこだわっており、子どもたちの創造性を刺激するデザインになっています。

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<画像 | COBE>

デンマークの建築はおもしろい

デンマークは「建築」という視点で見ても面白い国です。カラフルな建物や、シンプルで機能的な家具、可愛らしい雑貨などなど、魅力的に思う人は多いのではないでしょうか。

コペンハーゲンにはこの幼稚園の他にも、スキー場のついた火力発電所や、古びた教会を改築したコミュニティレストラン、港のコンテナを活用したストリートフード屋台村など、面白い建物がまだまだあります。

デンマークに来る機会があるときは、建築のデザインにも注目して街を歩いてみてはいかがでしょうか?

参考:Frederiksvej Kindergarten | COBE

Frederiksvej Kindergarten | arch daily