こんにちは、Leoです。いきなりですが白状します。
僕、北欧に興味がありながら、そして北欧ライターをさせてもらいながら、実は北欧について全く詳しくありませんでした!なんとなく、「豊かな暮らし、いいなあ。」「デザイン素敵だなあ。」という程度で、北欧への憧れでライターをはじめました。
しかし、せっかく北欧ブログを書かせてもらう事になったので、この機会に北欧について学びを深めていきたいと思います。
今回は“fika”という文化(言葉)についてです。
実は僕、つい最近までfika(フィーカ)が何かを知りませんでした。
ヒュゲリニュース編集部の集まりでは度々「fikaしようか」という言葉が出ていたのですが、「フィーカ?・・・響き的に、『カフェに行こうか』ってことかな?」といった感じでわかった振りをして、何となく頷いていたのです。
そこで、今回はまずインターネットであちこち検索してまわりました。
すると一番始めに出て来たのが、北欧フィーカさんのサイト。更に、他にも個人ブログの方が何人かfikaについて説明してくださっていました。
それらをまとめると、fikaは北欧(特にスウェーデン)の文化で、「お茶をする」という意味だそうです。
お茶に誘う時には、「Ska vi fika?(スカ ヴィ フィーカ?)」と言うそうで、これがスウェーデンでは時には1日に何度も使われるフレーズだとか。
“fika”についてもっと知りたかったので、今度は編集部でもデンマーク暮らしの長かった瀬川さんとヒュゲ吉(ヒュゲリニュースTwitter2代目)に話を聞いてみました。
まずデンマークには、fikaという文化はなかったそうです。
とはいえ各々の好きなタイミングに集まってコーヒーを飲み、おしゃべりを楽しむといった事は日常的に行われていたそうなので、やっぱり同じ文化圏だなあと感じますね!
まあ、一服文化やコーヒーブレイク文化は世界各国に様々な形で存在していますけど。
また、日本人が喫茶店に行く事と、北欧人がfikaをすることのニュアンスの違いについて聞くと、瀬川さんは「fikaは誰かの家で過ごすヒュゲリな時間っていうイメージがあります」と答えてくれました。
そしてヒュゲ吉は「fikaは普通、友達や家族のように自分が属する共同体の中で楽しむものだと思う」と話してくれました。
調べた事を繋ぎ合わせると、fikaとは「気心の知れた仲間同士が、自由なスタイルでお茶を飲みながらおしゃべりをするくつろぎの時間(=ヒュゲリな時間)」の事かな?という印象を受けました。
ふむむ、よーくわかりましたよ!
つまり、北欧に行ったらとりあえず、道行く女性に「Ska vi fika?」と声をかければいいのですね、よくわかったぞ!(←全然わかってない)