ヒュゲリなコラム

お伝えします!陶芸を通じて経験できた私のデンマークワーホリ生活(前編)

デンマークワーキングホリデー滞在先のエーベルトフト

もくじ

ワーキングホリデーを通じて感じたデンマーク

こんにちは、マルコです。ノルウェーと日本の間でワーキングホリデーが2013年2月1日から開始されましたね!とってもヒュゲリなニュースですが、ノルウェーや北欧への留学・ワーキングホリデー情報がまだまだ少ないので、なかなか行く勇気が出ない方もいらっしゃるのかもしれません。

私は2011年の8月からデンマークのフォルケホイスコーレに留学し、その後デンマークでワーキングホリデー生活をして、今年の2月に日本へ帰国しました。デンマーク滞在中に陶芸をしながら生活していたのですが、そんなデンマークのワーキングホリデー生活の中で「私が感じたデンマーク」について少しお伝えさせて頂きます。

デンマークワーキングホリデー中に滞在した陶芸家ヘレさんの家

デンマークでの滞在はワーキングホリデービザ

学生ビザでデンマークに滞在した後に一時帰国。2012年末にデンマークへのワーキングホリデービザを取得して、再度2013年1月末にデンマークへ渡りました。最初はユトランド半島の東にあるエーベルトフト(Ebeltoft)という場所で、デンマーク人の陶芸家ヘレさんの元でアシスタントをしながら暮らしていました。

デンマークワーキングホリデー中に出展することになったクラフトマーケット

デンマーク語を学ぶと必ず体験するのかもしれません

ヘレさんの家に住み込みをさせてもらっていたので、陶芸の事はもちろん、デンマークの日常生活、人間関係、恋愛事情、食事や文化などたくさんの事を学ぶ事ができました。今では信じられませんが、この時期はデンマーク語ばかり話していたので英語が全く話せなくなりました。これはライターのnaoyaさんも経験されていたそうなので、みんなが通る道なのかもしれませんね。

デンマークワーキングホリデー中に出展したクラフトマーケット

デンマークのクラフトマーケットに出展することが決定!

そんなヒュゲリな毎日を過ごしていたところ、なんと2012年の11月2日〜4日にデンマーク第二の都市であるオーフス(Aarhus)で開かれるクラフトマーケットに出展させてもらえることが決まりました!そのため、7月の終わりにコペンハーゲンのあるシェラン島のインターナショナルセラミックリサーチセンター「グルエアゴー(Guldagergaard)」という所へ引っ越しすることになり、2012年8月から10月までの3ヶ月間、このスタジオに滞在して自分の作品を制作していました。

デンマークワーキングホリデー中に滞在した陶芸スタジオでの食事

世界中の人が集まる陶芸スタジオ

このスタジオには世界中からたくさんの陶芸家たちが来ていて、本当に良い刺激になりました。フォルケホイスコーレにいる時もそうでしたが、デンマークにいながら色んな国の話が聞けたことにはビックリ&ラッキーでした。スタジオでは夜ごはんを当番で作り、いつもみんなでそろってお酒を飲んだり、豪華な料理を楽しんだり、みんなの出身はバラバラでしたが「デンマーク」という一つの国の中で共有できた時間はとってもヒュゲリでした。デンマークで生活して初めて感じられるこの感覚が「ヒュゲリ」なのかもしれませんね。

デンマークワーキングホリデー中に滞在した陶芸スタジオ

デンマークなのに必要ではないデンマーク語?

この共同スタジオでの生活はとても楽しかったのですが、ひとつ大きな問題が。デンマークの陶芸やデザインを学ぼうとデンマーク語を勉強してきたのですが、このスタジオにはデンマーク人が少なく、基本英語のみの生活になってしまいました!あらためて「世界の共通語はやっぱり英語なんだな」と痛感しました。そして英語環境でもすぐに適応出来るデンマーク人を見て「デンマーク人は英語も問題なく話せてすごいな」とうらやましく思いました。デンマークがスウェーデンに続いて世界で2番目に英語が出来る国というのは、本当ですよ!

デンマークワーキングホリデー中に滞在した陶芸スタジオで食べたパイ

デンマークのクラフトマーケット参加は無事成功!

楽しいばかりではなく辛いこともあった陶芸スタジオでの生活を終えて、デンマークで初めて参加したクラフトマーケット。デンマークのお客さんに私の作品を見てもらったり、話をしたり、本当によい経験になりました。

その後、スタジオで出会ったスウェーデン人の陶芸家の方に友達を紹介してもらい、なんとスウェーデンに渡る事に!

スウェーデンでもとっても貴重な経験が出来たのですが、少し長くなってしまったので、次回の記事で「私が感じたデンマーク、スウェーデン、そして北欧」についてご紹介させて頂きますね。お楽しみに!