スウェーデンのおふくろの味？ピッティパンナの作り方

今回は、よくパーティーなどの残り物を使って作られるスウェーデン料理ピッティパンナ（pyttipanna）のご紹介です。

ピッティパンナとは？

ピッティパンナは「おふくろの味」のようなスウェーデンの伝統料理で、ジャガイモと牛や豚などの肉、玉ねぎを炒めて混ぜ、塩コショウで味付けしたものです。

伝統的に、目玉焼きや生の黄身、赤ビーツ、パセリが添えられますが、多くの場合、前日の料理の残り物などを材料にして作られます。

最近では、冷凍のピッティパンナが主流のようです。サーモンや鶏肉を使ったレシピもあるそうですが、今回は一番シンプルで標準的なレシピを用いて作りたいと思います。

ジャガイモをゆでる（皮はむいてもむかなくてもどちらでもよい）。
玉ねぎ、ジャガイモ、ウインナー、ベーコンを細かく切る（立方体を作るようにすれば見た目が良くなる）。
フライパンに油をしいて、ジャガイモを炒める（ジャガイモが崩れるのを防ぐために、油を少し多めに入れて、軽く揚がるようにするのがよい）。
玉ねぎ、ウインナー、ベーコンをそれぞれ炒める（それぞれに炒めるのは、少し焦げた方がおいしいので。ジャガイモを炒めた後に、玉ねぎ、ウインナー、ベーコンを全て一緒に混ぜるもよし）。
塩、こしょうを適量入れる。ウインナーやベーコンに多少塩気があるが、少し多めに入れるのがおすすめ！
半熟の目玉焼きを作って、上に乗せる。
パセリを少しふりかけて完成！

※赤ビーツは日本では手に入りにくいので、今回は使っていません。IKEAや輸入食品店で入手できるかも？

※全ての材料に焦げ目ができるぐらいよく火を通すとおいしくなります。フライパンが小さく、一度にすべての材料に火を通すことが難しい場合は、分けて焼くのもありです！