ヒュゲリなコラム

レトロデザインが素敵なチボリ公園

デンマークを旅する上で、ここだけは外せないなというのがチボリ公園です。

ただし注意したいのが、チボリ公園は日本のテーマパークと違い、基本的には4月中旬~9月下旬にかけてしかオープンしていません。オフシーズンにリサーチなしで行くと「空いてない!」ってことになるので気をつけてください。

それでは、チボリ公園の様子を見ていきましょう。

TivoliPark01
Photo by Giuseppe Moscato

入り口はこんな感じです。コペンハーゲン中央駅の駅前という、最も栄えた場所にあるにもかかわらず、周りの風景に違和感なく溶け込んでいて、かつ入り口に近づくほどテーマパーク特有のドキドキ感が味わえるような、とっても不思議な感覚のエントランスです。

日本だと東京ディズニーリゾートもUSJも海の方(街の中心からは離れたところ)にありますし、これほど街のど真ん中に位置するテーマパークというのは、日本人にとってはとても新鮮です。

アトラクションは、空中ブランコやコースターのような、いわゆる遊園地にありそうなものは割と揃っています。

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僕が行ったときにめちゃくちゃびっくりしたのが、この飛行機のアトラクションです。2本の巨大な腕が、その手首を何通りかに回しながら、腕自体もとにかく力いっぱいグルングルン回すという、およそチボリ公園のファンタジーな雰囲気からは想像できないようなパワフルなアトラクションでした。

そんなパワフルなアトラクションもあるチボリ公園ですが、1番良いのはレトロでお洒落なパークの雰囲気だと思います。園内のお店の雰囲気とか、射的や輪投げみたいな懐かしいタイプの遊び場がたくさん用意されていたりとか、決して最新のテクノロジーではないのだけれども、暖かさを感じるというのがチボリ公園の1番お勧めしたいところなのです。

園内にはチャイナタウンコーナーもあり、ここもまたとっても良い雰囲気です。

TivoliPark02

最後にご紹介したいのが、実は春〜秋以外にも限定的にオープンしている時期があることです。それが、10月中旬のハロウィンの季節と、クリスマス前後です。この時期のコペンハーゲンは非常に寒いですが、季節限定のスペシャルな装いのチボリ公園では、よりいっそう大人レトロな雰囲気が味わえると思います。

もし、次回のデンマーク訪問がチボリ公園の開園時期にあたる場合は、是非訪れてみてくださいね!

※本記事でご紹介した開園時期は、2015年調査時点での一般的なものです。詳しくは各自で確認してください。

参考:
tivoli in copenaghen | Flickr – Photo Sharing!
チボリ公園 – Wikipedia