北欧現地ニュース

キミがいると退屈しないなあ。ヘラジカおもしろエピソード一挙公開&最新ニュース

これまでヒュゲリニュースでは、北欧の代表的な生き物「ヘラジカ」にまつわる様々なお話をご紹介してきました。
今回新たなヘラジカニュースが入ってきたので、最新情報とあわせてこれまでヒュゲリで紹介してきた伝説的な(?)ヘラジカニュースを一挙ご紹介しようと思います。と、そのまえに。

もくじ

ヘラジカってなに?

ヘラジカ

写真で見るのが一番わかりやすいですが、基本情報だけザッとおさらい。
ヘラジカは、北米やユーラシア大陸の寒冷な森林地帯に暮らす体長3m前後の草食動物です。
体重は重いもので700kgになるものもいるとか。木の枝や水草などを食べて生きているそうです。草だけでそれほどたくましい体を維持しているとは、恐るべき草食系男子ですね。(女子ヘラジカも草食ですが)
「ヘラジカ」は日本語の呼び名。北米では「ムース」と呼び、ヨーロッパでは「エルク」と呼びます。
ちなみに最新ニュースが届けられたスウェーデンでは、ヘラジカを「エリ(älg)」といいます。

以上、スウェーデン語の部分以外はカナダシアターさんを参考にさせていただきました!

最新ヘラジカニュース、その前に

スウェーデン発の最新ヘラジカニュースをお届けする前に、これまでヒュゲリニュースがお伝えしてきた数々のヘレジカエピソードをおさらいしましょう。

1. ヘラジカは酔っ払う(2013年)
酔っ払って玄関先で倒れているヘラジカのせいで住民が家に入れなくなってしまったという、平和だけど迷惑なこちらのニュース
甘い香りを漂わせる発酵リンゴを食べ過ぎるせいで、酔っ払ってしまうのですね。

2. ヘラジカがパスポートに載る(2015年)
酔っ払いの汚名返上とばかりに届けられたのが、こちらのニュース。
フィンランドのパスポートに載せられたヘラジカは、ただのイラストではなく「動く」というのが斬新な試みですよね。
「動く」とはどういう意味か?こちらから確認してみてください!

3. ヘラジカには白いのもいる(2017年)
昨年届いたこちらのニュースには、その神々しさからか大きな反響が寄せられました。
百聞は一見にしかず。バックナンバーから、神の使者のようなその姿をご覧ください!

最新のヘラジカは行列する!?

お待たせしました!最新のヘラジカニュースは、スウェーデン北部の町ウメオ(Umeå)から。
「こんなの初めて見るよ!」と興奮気味に語るのは、ラーシュ・ハレングさんです。
「11頭のヘラジカは見たことがあるし、ヘラジカの群れも見たことはある。でも行列は初めてだ!」
と語るラーシュさんの前には、12頭ものヘラジカが行列して歩いていたのだとか。

ヘラジカ行列
行列は続いて…

ヘラジカ行列2
こっちにも!

そしてこの行列が、偶然12頭のヘラジカが並んでできたものではなく、意図したものであるとわかったのはしばらくしてのこと。
驚くことに先頭のヘラジカたちが、後から遅れてやってくるヘラジカのために30分ほど待っていてあげたというのです。

広大な雪原を、律儀に一列に並んで歩くヘラジカ。なんだかかわいいですね。
「こんなに望遠だとヘラジカかどうかわからない」なんて言わないでください。
ラーシュさんは真実を語っていると、北欧ヒュゲリニュースは固く信じて疑いません。

以上、最新ヘラジカニュース&これまでのヘラジカニュースまとめでした。
今後も一緒に、ヘラジカニュースをお楽しみいただけたらと思います!

参考:Här vandrar tolv älgar på rad – se unika filmen |TV4 Play.se

もっと知りたいヘラジカ | カナダシアター