旅予約サイトのエクスペディアが先日、有給休暇調査2012を発表しました。22カ国の16歳以上の有職者男女に対し、2012年9月13日〜10月12日までかけて行われたこの調査では、改めて日本人の有給取得数、消化率の低さが浮き彫りに・・・。
1位のスペインとブラジルが有給休暇取得数が30日、消化率100%なのに対し、日本は取得数が13日、消化率は38%。実質年間5日しか有給休暇を使えておらず、調査国中最下位であった事が判明しました。
また、有給休暇を全て消化しない理由として多く挙げられた中に「経済的な余裕がないため」「同僚から否定的な見方をされるため」というものがありました。特に、「同僚から否定的な見方をされる」と答えた日本人は17%いたのに対し、デンマーク人は2%しかいなかったそうです。
勿論、安易な結論付けはよくありませんが、よく言われる「日本人は働き過ぎ、ゆとりのある生活の北欧を見習おう」というような意見の参考になるかもしれませんね。
ということで、「うわっ…日本人の有給消化率、低すぎ…? 」と思われる方はとりあえず、同僚の有給休暇取得を全力で応援するところから始めましょう(笑)。