これスウェーデン料理なの？チキンとバナナが意外に合う空飛ぶヤコブの作り方

今回はこれまでにご紹介した北欧料理とは文字通り、ひと味もふた味も違います。その名も空飛ぶヤコブ（Flygande Jakob）。

空飛ぶヤコブとは？

空飛ぶヤコブは鶏肉、バナナ、ベーコン、生クリーム、チリソース、ピーナッツを材料とする、1970年代からスウェーデンで作られてきた料理です。他にも材料には様々なバリエーションがあります。

「空飛ぶヤコブ」という名前は、考案者であるオーベ・ヤコブソンから来ています（彼が航空会社で働いていたことから、「空飛ぶヤコブ」となったそう）。

レシピは『食事に関する全て（1976年）』という本で初めて世に出されました。

そこでは、ご飯やサラダと共に出されることがすすめられていたようなので、今回はご飯に添えてみたいと思います。レシピはできるだけシンプルにしました。

※この組み合わせに抵抗がある方はバナナの量を減らしていただいてもいいと思います。いっそバナナを抜きにしていただくのもアリかも！？

※ナッツは味も食感も良いアクセントになるので、好きな方はたくさん入れるとよいでしょう。ピーナッツのみが多いようですが、カシューナッツもよく合います。他にもお好みのナッツを入れてみては？

バナナに抵抗をもたれている方も多いでしょうが、ご安心ください。

生クリームとチリソースによってバナナ独特の酸味が抑えられます。

バナナとナッツが組み合わさることで南国風の味がするので、スウェーデン料理らしくないスウェーデン料理と言えるかもしれません。

鶏肉と香ばしいナッツ、そしてクリーミーなソースの相性は完璧です。

とびっきりのエキゾチックな料理を食べてみたいという方に特におすすめします！

それでは、スウェーデン料理空飛ぶヤコブでヒュゲリなひとときを。