もくじ
人気上昇中のノルウェー出身バンドTeam Meをご紹介!
例年のことながら今年もすっかり夏バテしてしまい、記事アップが少ない件をヒュゲリニュース編集部に平謝りしながら毎日を過ごしております。
今回はアイスランド出身のバンド・Múm(ムーム)、デンマークの新人アーティストIndians(インディアンズ)にインタビューさせて頂いたHostess Club Weekender(ホステス・クラブ・ウィークエンダー)でのインタビュー記事第三弾。
お待たせしました。最後のインタビュー記事はノルウェーのTeam Me(チーム・ミー)です!
Team Me – Show Me
これはTeam Meのメンバーが出ている公式プロモーションビデオ。実際にお会いした後に見てみると、なんだか変な感じです。
[youtube value=”BX4FX04R_wA”]
個人的にこの「Show Me」と、たいつ編集長が以前紹介していた「Weathervanes and Chemicals」の2曲がお気に入りです。
それではインタビュー記事、最後までお楽しみください!
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写真:古溪 一道(コケイ カズミチ)
Team Meから見るノルウェーとは?
-Team Meの皆さんにとって「ノルウェー文化」はどんなものですか?
-そうなんですか?!「ノルウェーにいるノルウェー人」ってどんな感じなんですか?
ウーノ:バスの中では挨拶しませんね。コミュニケーションを取ってはいけない感じなんです。
マリウス:シャイな国民性からかもしれませんが、みんなとっても冷たいんですよ。ノルウェー人は社交的でもなければ包容力があるわけでもない、というのがノルウェー文化の一つの側面ですね。
-でもノルウェー人は海外に行くと「シャイ」ではなくなるのですか?
ウーノ:ノルウェー人同士が外国で出会うと、すぐ親友みたいに打ち解けます。もしノルウェーのバスの中で出会っていたら、お互い目を合わすことさえないと思うんだけど笑
-日本人も同じようなところがあるのでわかる気がします。普段は結構シャイなんですが、外国に行って日本人に出会うと嬉しくなっちゃうというか。
Team Meがノルウェーのブラックメタルから受けた影響?
-そういえばマリウスさんがノルウェーの「ブラックメタル」にインスピレーションを受けていると聞いたのですが?
ノルウェーで生まれたメタルのジャンルとしてとても大きなものだし、何百万枚ものアルバムが売れている。ノルウェーらしい「音」を持った唯一の音楽ジャンルということに、僕はとてもインスピレーションを受けています。ノルウェーから生まれた音楽ジャンルは他にはありませんからね。
初期ブラックメタルでいえば、メイヘム(Mayhem)やダークスローン(Darkthrone)、エンペラー(Emperor)が彼ら独自の「音」を持っていました。その音はとてもインスピレーションを与えてくれるクールなものだと思います。彼らの歌詞やイデオロギーに半分も共感出来ませんが、彼らの「音」は特別なものだと思います。他にはないものだから、そこが素晴らしいんです。とても冷たくゾッとする感じだけど、だからこそ興味をそそられます。
写真:古溪 一道(コケイ カズミチ)
Team Meの皆さんの「ヒュゲリ」な瞬間を教えてください!
-北欧ヒュゲリニュースの「ヒュゲリ」とは、デンマーク語で「心地よい」と感じられる状況や場所を意味しています。Team Meの皆さんは何をしていると「ヒュゲリだなぁ」と感じられますか?
-他の皆さんはどうですか?
マリウス:小さなボートにカフェとイエーガーマイスター(Jägermeister)を持って釣りに出かけるのがヒュゲリですね。
-イエーガーマイスターと聞くとデンマーク留学時代の苦い思い出がよみがえります。。
最後にTeam Meの皆さんからヒュゲリなメッセージをいただきました!
-それでは最後に、読者のみんなに一言お願いします!
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いかがでしたでしょうか?かざらず気さくにインタビューに応じて下さったTeam Meの皆さん。これからどう進化していくのかが楽しみなヒュゲリなアーティストです(Team Meメンバーの写真写りを優先した結果、僕の顔が残念ながら眠たい感じです笑)。