今回は昨年12月21日に福岡市・大名(だいみょう)地区にオープンしたRobert’s Coffeeさんに行ってきました!
Robert’s Coffeeは1987年にヘルシンキに最初の店舗をオープンした、フィンランドのコーヒーチェーン。スウェーデンにも店舗があり、私はストックホルム中央駅のお店に行ったことがあります。中央駅の店舗はかなりこじんまりした感じでしたが、大名のはどんな雰囲気なんだろう…?とドキドキ。
お店は階段を上がった2階!ラジオ局のサインもありますが、果たして?
お店に入ると早速ムーミンがお出迎えしてくれました!彼が寄り添っているのはRobert’s Coffeeのイチオシ商品、WATSA-KAHWI。ネットではおなかコーヒーと書かれていることが多いです。というのも、WATSA-KAHWIを分解してWをVにすると、Vatsa=おなか、Kahvi=コーヒーという意味のフィンランド語になるのです。
お店ではスタッフの中村さんがお話を聞かせてくださいました。
中村さんによりますと、このWATSA-KAHWIにはコーヒーのパウチ(皮)と果肉が使われており、通常のコーヒーに比べてPh値が低いため、たとえ何杯飲んでも胃にもたれないくらい優しいのだとか!
そして私が気になったのは、お店に入ってすぐにディスプレイされているこの封筒。
中にはコーヒーが入っていて、これに宛先を書いて140円分の切手を貼って投函すると郵便として送ることができる「メッセージウィズコーヒー」!Robert’s coffeeは現在大名の1店舗のみなので、福岡土産としてコーヒー好きのお友達に送っても楽しいかも。封を開けるとコーヒーのいい香りがするなんて何だかロマンチックですね!
約50席の店内は北欧風インテリアで落ち着いた雰囲気。
それにしても、なぜフランチャイズ1号店が福岡なのかしら…。福岡人の私ですら、出店のニュースを聞いた時には「東京じゃなくて!?」と驚きました。なので中村さんに質問してみたところ、福岡に出店された理由としては以下のことがあるようです。
・もの作りのフィンランドとものづくりの福岡という共通点があるため。
・人口も同じ位の530万人都市であるため。
・地域密着型店舗として、ゆっくりとその土地に浸透させていくのに向いている土地柄であるため。
日本に出店されるにあたり、メニューに日本独自のものも取り入れられたそうです。まずはコーヒー…ではなくスムージー!私もお店にお邪魔したときはつい暑さに負けてカフェラテスムージーを注文しちゃいました。
た~っぷりエスプレッソがかかっています。期間限定メニューです。さっぱりと頂けました。
そしてショーケースには大福が並んでいたのですが、こちらも日本の独自のメニューだそう。この大福は宗像にある有名和菓子店から仕入れていらっしゃるそうで、Robert’s Coffeeの香ばしいコーヒーと甘い大福ってきっと合うはず!
しかし!やはりRobert’s Coffeeさんの一番のお勧めはコーヒーです!北欧では毎日6,7杯もコーヒーを飲むので、イタリアなど他の地域のコーヒーに比べてあっさりした味わいですが、私は北欧コーヒーの方が飲みやすく感じます。
そしてそしてお店の中で目立っていたのが、コミュニティ・ラジオ天神(コミてん)のスペース。
Robert’s Coffee × COMI×TENの共同企画として、フィンランドを始めとして北欧について、そして北欧コーヒー文化を紹介するイベントが9月から12月に向けて2週間に1回、店舗にて開催予定だそうです。参加費はコーヒー付きで1260円。詳細はRobert’s Coffeeにて確認してみてくだい。
Robert’s Coffee(ロバーツコーヒー) 福岡大名店
住所:福岡市中央区大名1丁目12番5号アペゼビル2F
電話:092-725-8818
営業時間:7:30~23:00(変更可能性あり、Facebookにて確認してください)
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/robertscoffeefukuoka