皆さん、日に日に寒くなっていきますね!ストックホルムは秋が終わりようやく気温がマイナスを記録しはじめました。それでも日本から観光客の方が続々いらっしゃいます。というわけで、ヒュゲリニュースとしてはここらへんでストックホルムのテッパン観光スポットである旧市街・ガムラスタン(Gamla Stan)を紹介したいと思います!
「Gamla Stan」というのは、まさに「Gamla=古い・Stan=街」という意味で、ストックホルム中心部に位置しています。映画「魔女の宅急便」に出てくる街のモデルの一つになったとも言われていますが、古い街並みが比較的残っているスウェーデンの中でもガムラスタンは群を抜いて街並みが古く、観光スポットになっています。そのガムラスタンが位置しているのはスタッズホルメン(Stadsholmen)という島。この島全体が旧市街・ガムラスタンという名前で呼ばれています。ガムラスタンには17世紀から18世紀の建物がたくさんあり、その多くは現在でも住宅やオフィスとして活用されています。
古い建物がたくさんあって趣があるし、こういうところに住むのってどんな感じなのかしら…と夢見ていたのですが、実際に住んでいる人に聞いてみたところ「綺麗だけど観光客が多くてうるさいし、建物の改築ができないからエレベーターがなくて大変」とのことでした。歴史を保存するためには犠牲がつきものなのですね…。
街は石畳や、玉状の石が敷かれた状態になっており、少し滑りやすいので観光の時には歩きやすい靴が必須です。秋ともなると雨が降る日が多いですが、雨が降ったからといってがっかりする必要はありません!雨で濡れた旧市街は色鮮やかで綺麗なので、晴れた日とはまた違った表情を見ることができます。
夜になると暖かいオレンジ色の街灯にひっそりと静まり返った街が照らし出され、まるで中世にタイムスリップしたような気分を味わうことができますよ。
ガムラスタンの中には王宮や国王カール・グスタフの長女、ヴィクトリア王女の結婚式も行われた大聖堂、メダル型チョコレートがお土産として人気のノーベル博物館や「ガムラスタンでもっとも狭い道」として知られるモルテン トロッツィグス グレンド(Mårten Trotzigs gränd)など、見所がもりだくさん!
賑やかな大通りだけではなく、人通りが少ない道にも魅力があふれているガムラスタン。
皆さんもお気に入りスポットを探してみてはいかがでしょう?