北欧現地ニュース

今夏デンマークで電車に乗るなら遅延に注意。禁煙者に嬉しいニュースも併せてお届け!

日本よりも一足早くデンマークは夏休み。コペンハーゲン国際空港は先週金曜日だけで10万人ほどの旅行者で溢れ、その数は過去最高だったそう。夏休みに日本からデンマーク、北欧へ旅行を計画されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、今夏のデンマークで国内旅行をされる方はいつも以上に電車の遅れに注意が必要になりそうです。

Sommerens sporarbejde
画像:GRAFIK Togtrafikken ramt af massive sporarbejder hen over sommeren | Nyheder | DR
(タイトル:夏の路線工事予定 maj=5月 juni=6月 juli=7月 august=8月 oktober=10月)

電車を使う人が比較的少なくなる夏の間に、デンマーク国内では電車の路線工事が集中的に行われます。工事は基本的に夜中や週末などに行われますが、短時間で終わらないものは日中も引き続き工事が行われ、その結果として電車の運休や振替、またはバスに乗る必要があることも。今年は特に工事の数が多くなるようです(上図参照)。

駅構内にある電子案内板で路線変更/運休のお知らせをしてくれる場合もありますが、構内アナウンス(デンマーク語のみ)でお知らせされることもあれば、駅員さんが来て「●●行きの人は、こちらの電車に乗ってください」と、これまたデンマーク語で誘導されることもあります。電車を待っている時に「あれ、この電車で大丈夫かな?」と不安に感じた場合や、駅員さんが何か大きな声で話している場合は確認されることをお勧めします。

デンマークに住んでいる僕も、電車の遅延は普段からよく経験しています。この間は前を走る車両で火災が発生し、僕の乗っている電車が一時ストップ。その後、目的地とは逆方向にしばらく走った後に小さな駅で降ろされ、振替輸送のバスか電車をしばらく待つという事態に遭遇しました。デンマーク語アナウンスのみで駅員さんも見当たらなかったので、一緒の電車に乗っていた他の方にも確認しながら、振替の電車に乗って事なきを得ました。

今年の7月1日からデンマークではようやく駅構内全面禁煙になるという嬉しいニュースもありますが、電車の遅れにはくれぐれもご注意下さいね。

参考:
Store rejsedag i Københavns Lufthavn: Sådan kommer du hurtigt igennem | Nyheder | DR

GRAFIK Togtrafikken ramt af massive sporarbejder hen over sommeren | Nyheder | DR
Røgfri og skodfri perroner