ヒュゲリなコラム

フルマラソンに挑戦するならデンマークへ。美しい街並みとアットホームなコペンハーゲン

5月22日(日)、コペンハーゲンマラソン2016が開催されました。12000人が参加するこのイベントを、皆さんご存知でしょうか。
美しい街並みと音楽、盛り上がる歓声に包まれながらコペンハーゲンの市内を走りきる体験は、マラソン未経験の方、初心者にもお勧めです。
当日、天気は晴れ。気温は21℃で日差しは眩しいですが風が心地良く、絶好のコンディション。スタートエリアのアイランドブリッジまで中央駅から徒歩10分で到着します。
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「ベル」の前で徳島大学ランナーの皆さんに出会いました。日本人だけでなく、中国や韓国といったアジア圏の人にすら出会うことが少なかった会場で、ついテンションが上がってしまいます。
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参加者の多くは、デンマーク、スウェーデン人。またヨーロッパ圏からの参加者が多いようです。日本では、仮装した参加者も多いのがマラソンイベント。今回のマラソンでは、ピエロや軍服フル装備のお兄さん、フリルのスカートのおじさん(!!)は目立っていましたが、出会えたらラッキーなくらい、仮装する人は少ないようでした。
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コースは市内全域で、周回ではありませんが2度通過する箇所もあります。コース中にはパワーゾーンが設けられ、DJブース、バンドやアカペラ演奏、サンバやチアガールなど、ランナーだけでなく沿道で応援している人々も楽しめます。
住宅地に入ると、庭先でバーベキューをしながらホースで水をかけてくれたり、子どもがフルーツの差し入れを渡そうとする場面や家族の応援にと家をデコレーションしている様子にランナー達も自然と笑顔が出てきます。なにより美しい街並みや自然に囲まれたコースを走るのは本当に心地良かったです。
コースをコペンハーゲンの地形は「パンケーキ状」と言われるほど、なだらかで高低差がありません。ランナーにとっては非常に走りやすいと言えます。
ハーフ地点を過ぎて、ペースが落ちた時に近くを走っていたお兄さんが「Are you ok?」と声をかけてくれます。
沿道から「こんにちは!!」と全力挨拶してくるおばさんや、「Smile!!」とお姉さんたちとのハイタッチ。スタッフも常に気にかけてくれているので、1人でいる感じがせず最後まで進み続けられます。
ずっと同じペースで走っていた女性がいたのですが、ゴールまで8キロ付近からママチャリに子どもを乗せた旦那さん登場。ママチャリの後ろを掴みながら走る女性に沿道からも歓声が湧きます。コース内にいろんな人が突入して一緒に走っちゃうところ、さすが自由な国デンマークです(笑)
ストロイエなど中心地は、地面が石畳のため後半の疲れで足元がもたつかないよう注意が必要でしたが、沿道の声援や参加者同士の気づかいに勇気付けられ完走を果たすことができました。
完走賞は、日付の入ったメダルと薔薇。飲み物やお菓子、フルーツなど無料で提供されていました。ビールやココア、シナモンロールもありました。マッサージコーナーも参加ランナーは誰でも利用できるんです。
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22日のレース当日は25歳の誕生日。初めての1人海外の旅でしたが、アットホームな雰囲気や現地の人々の温かさに包まれ最高の時間を過ごすことができました。

参考:コペンハーゲン・マラソン公式HP