まずはこちらの映像をご覧ください。
これは、パフォーマンスグループ「indigolily」主催のパフォーマンスアート“mori”日本ツアーの模様です。公演は10月に全国各地で行なわれ、ヒュゲリニュースは28日(金)の滋賀県「BIWAKOビエンナーレ」公演におじゃましました。
境界線
moriツアーにおけるキーワード「境界線」。 「あちら」と「こちら」、「パフォーマー」と「オーディエンス」、「はじまり」と「おわり」。 チームの中心である 林小百合さん と イェルム藍さん がストックホルムで出会い、会話を重ねるうちに生まれたこのキーワードが、パフォーマンスへと昇華されていきます。 「ひと」と「ひと」。「日本」と「スウェーデン」。ふだんは別々の活動をしながらスウェーデンで生活をしている中で、ふたりが感じ続けていた思いが交差し、今ツアーへとつながりました。
スウェーデンで撮影された美しい映像群、スウェーデン屈指の演奏家らとともに繰り広げられる、圧倒的に未知な体験と空間。参加した誰もが、この公演に強い衝撃と感動を覚えながら、その言語化に苦しむことでしょう(僕自身、何をどんな風に書くと読者の方々に伝わりやすいか、非常に悩んでいます。それでも、何か伝われば、そして次の機会にはぜひ皆さんにも体験してもらえればと思い、書かせていただいています)。
(写真左より、ハンネスさん、坂村さん、イェルムさん、ビョーンさん、アイナさん、林さん)
ツアーを終え、彼女たちはまた新たな一歩を踏み出しています。Facebookアカウント名は「mori japan tour 2016」から「MORI stockholm 2017」に変更されたようです。日本で、世界で、彼女たちの活躍に注目していただければと思います。