2013年にスウェーデンで大ヒットし、興行収入で『アナと雪の女王』を上回ったという映画『100歳の華麗なる冒険』が11月8日から日本各地の映画館で公開されます。
もくじ
あらすじとポイント
この日100歳の誕生日を迎えた主人公アラン・カールソンは、スウェーデンにあるのどかな町の老人ホームから唐突に抜け出します。途中、ギャングの運び屋が持っていた大金入りのスーツケースをそうとは知らずに持ち出してしまうことで、彼はギャングと警察から追われることに・・・。待ち受ける様々な災難を、しかし彼は一切ものともせずにのらりくらりと乗り越えていきます。
はたして彼は何者なのか・・・?
おすすめのポイント
ひと足お先に観させていただいたのですが、本作はある意味で、観るものに挑戦する勇気を与えてくれる映画でした。アランの過去にもフォーカスをあてながら進む大冒険から全体的に伝わってくるのは、「あんまり考えすぎるなよ、どうせ人生なるようになるよ」という、アランからの(?)メッセージ。
冒険の道中で出会い、自然とアランに巻き込まれていく仲間たちは、一見“はみ出し者”のように描かれていますが、実はみんなどこか悩みや不安、うまくいかないことを抱えて生きているという意味ではどこにでもいる普通の人。そんなはみ出し者たちに感情移入すると、楽観的で自由に生きているアランはとても理想的に見え、「自分もアランのように生きてみたい」という気持ちになりました。
あれこれ未来のことを考えすぎて行動できないタイプの方は、映画を観るとちょっと挑戦してみる勇気が湧きそうです。おすすめ!
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