今年5月に「YOUは何しに北欧へ?」シリーズでフィンランドの動物彫刻家、小山泰さんをご紹介しました。そんな小山さんが新しく始めようとしているプロジェクトがあります。その名も、「子供のためのアート」プロジェクト。
小山さんはフィンランドのクラウドファンディングサービス(個人や団体が提案したアイデアのうち「良いな」と思ったものに、ネットを通じて金銭的な支援が出来るサービス)であるメセナーティを活用し、このプロジェクトに必要な資金を提供してくれる支援者を募集しています。プロジェクトの概要について、小山さんからのメッセージです。
「子供のためのアート」プロジェクトは、子供が触ったり抱きついたりできる木彫りの動物彫刻を作り、クリスマスに子供の施設に寄付する内容です。動物彫刻を通して、子供たちに小さな喜びと幸せを与えたいと思っています。どうぞご支援をお願いします!
「子供のためのアート」プロジェクト from Yasushi Koyama on Vimeo.
5月のインタビューでは、「今後の目標は?」という質問に対してこんな回答をされていた小山さん。
木彫彫刻の目標としては、公園、病院、学校、老人ホームなどに公共美術を作っていきたいです。先に挙げたラトビアの公園彫刻の他、ヘルシンキの小児病院ラステンリンナに、高さ1m以上、重量100kg超のパンダの木彫作品があります。病気と闘う子供たちに、少しでもいいから小さな幸せを感じてもらえるよう、寄付しました。
今後このような公共彫刻を、行政、自治体や私企業を巻き込んで、文化芸術的及び社会的なプロジェクトとして、作っていけるようになりたいです。
引用:【YOUは何しに北欧へ?】Vol.6:フィンランドの動物彫刻家、小山泰さん|北欧ヒュゲリニュース
この目標の実現に向けて、着実に前に進んでいらっしゃいます。
そんな小山さんの活動に共感された方、ぜひプロジェクトの支援をされてみてはいかがでしょうか?
支援された方には、その金額に応じて陶芸彫刻、木版画、Tシャツ、エコロジーバッグ、ポストカードなどの小山さんの手づくり作品を日本に送っていただけるそうですよ!
北欧ヒュゲリニュースとしても、このプロジェクトの成功を祈っています!