こんにちは、スウェーデン現地ライターのkentaです。12月に入り、クリスマス、年越しシーズンです。みなさんはどんなふうに過ごされますか?
今回は、クラスメートのスウェーデン人にクリスマスと年越しの過ごし方についてアンケートしてみました。たいへんおもしろい結果だったので、一緒に見ていきましょう!
※アンケートに協力してもらったのは、スウェーデン人のクラスメート13人と担任の先生1人です。
もくじ
質問1:クリスマスの日は誰と過ごしますか?また、なにか予定は立てていますか?
なんとこの質問、14人全員が「家族、親せきと」あるいは「家族と友人一緒に」と回答しました。
過ごし方についても「みんなでプレゼントを開ける」「クリスマスメニューやお菓子を食べる」「みんなでゲームをしたりして遊ぶ」という回答でほとんど一致していました。
画像:Jansson | Flickr – Photo Sharing!
ちなみに、スウェーデンのクリスマスメニューで有名なのは『ヤンソンさんの誘惑(Janssons frestelse)』!簡単に説明すると、じゃがいもとたまねぎ、アンチョビのグラタンといったところでしょうか。
また、日本ではなじみがありませんが、キリスト教圏にはアドヴェント(待降節)という季節があり、11月末~12月初めにはクリスマスの準備が始まっています。部屋を飾ったり、お菓子をつくって食べたりしながら、クリスマス当日を迎えるのですね。
質問2:年越しのときは誰と過ごしますか?また、なにか予定は立てていますか?
こちらは「友人、恋人と」という予定が8人で「家族、親せきと」という予定が3人でした。まだ未定だという人も3人いましたが、どうやら年越しは友達同士でパーッと盛り上がることが多いようですね。
過ごし方については「年が明けた瞬間に打ち上げられる花火を見る」という意見が多かったです。各地で打ち上げ花火が行われるので、そこまで出かけて行って見ることも多いそうです。・・・寒いでしょうね(笑)。友達同士で花火を打ち上げたりもするみたいですよ!
そして、何といっても年越しといえばお酒!友達同士で集まると、アルコールで盛り上がるのがいちばんポピュラーみたいです。
一方で、「みんなはアルコールで新年を迎えるみたいだけど・・・」といった、お酒と共に騒ぎながら迎える新年に否定的な意見もいくつかあり、スウェーデン人のアルコールに対する価値観の違いも感じられました。
いかがでしたか?日本では、クリスマスは恋人や友達と過ごして、年越しやお正月は家族や親せき同士で集まるイメージが強いですが、スウェーデンはその逆だという感じでおもしろいですね。
ところで、スウェーデン語で「クリスマス」にあたる単語は「ユール」(jul)といいます。
それではみなさん、God Jul och Gott Nytt År!(素敵なクリスマスを、そしてよいお年を!)