【追記あり】神戸にコペンハーゲン！？抜群のホットドッグとスマイルが魅力の人気店！

今回ご紹介するのは、神戸のホットドッグ屋さん、コペンハーゲンさん。

場所はJR須磨駅北口から徒歩30秒の場所にあり、デンマーク人オーナー・ハンセンさんのビッグスマイルが描かれた赤いテントが目印です。迷うことは一切ないでしょう。

オーナーであるデンマーク人のビャーネ・リンボー・ハンセンさんは、デンマーク旅客船の元料理長、デンマーク第２の都市オーフスにある老舗レストランの総料理長、辻調理専門学校客員講師も務められたという、すごい経歴をお持ちの方です。

1981年に日本に移住され、岡山県津山市内でレストランコペンハーゲンをオープン。2005年に兵庫県高砂市でホットドッグ店「コペンハーゲン」を始められ、2008年からは須磨に移転されました。料理の腕前はもちろん、とても人懐っこく陽気なハンセンさんの人柄は、コペンハーゲンさんの魅力のひとつです！

お店はデンマークカラーでもある赤と白を基調とされていて、国旗も飾られています。デンマークの方は自国の国旗が大好きですよね。

メニュー

メニューはハンセンスマイル（0円）、ホットドッグ各種、サンドイッチ各種、ハンバーガー各種、それから別腹メニューとしてスイーツもいろいろと充実しています。

また、お店のスペシャルメニューには１７８（イナバ）ドッグ（３７０円）、松ちゃんドッグ（４２０円）というホットドッグがあります。これは、B’zのおふたりの名前にちなんだスペシャルホットドッグだそう！稲葉さんのご家族・ご本人とも長年親交が深いようで、これがB’zファンの間でも広く知られ、たくさんのファンがわざわざ遠方から買いに来られるとか。

今回いただいたのはコペンハーゲンホットドッグ（３２０円）と、ハンセンドッグ（４５０円）。オーダーメイドのパンに挟まれたソーセージはデンマークから直輸入で、パリッとした歯ごたえとジューシーさが最高でした。その他にもカリカリのフライドオニオンや自家製のピクルス、マスタード、オリジナルソース、ケチャップ、チリソースなどホットドッグの種類によって色々トッピングされていて、ハンセンさんのこだわりがぎっしりと詰まっています。

ハンセンさんはオーダーを受けたあと、カウンター越しのお客さんと流暢な関西弁で冗談を言い合いながら、手際よく調理に入られます。ひとつひとつシンプルだけど丁寧に“手作り”されていて、出来たてを頬張る幸せ、たまりません。

正直私、取材に伺うまでは「ファストフードのホットドッグでしょ？」と思っていました（ごめんなさい！）。しかし、ひと口食べただけで「あれ、ホットドッグってこんなに美味しい食べ物だったっけ？」と、今までに食べてきたホットドッグとは全く別の印象を受け、その後はひたすら「美味しい、美味しい」と言い続け、あっという間にペロリと食べてしまいました。

これはただのホットドッグではありません。ファストフードの域を超えた、確かな材料とハンセンさんの真心が込められた料理です。須磨まで食べに来る価値があると思います！

すっかり須磨に根付いたコペンハーゲン

良心的なお値段も魅力的。学校の帰りやちょっと小腹が空いた時にふらりと立ち寄るのにもちょうど良く、家の最寄り駅にあったらついつい寄ってしまいそうです。ちなみに、イートインもテイクアウトも可能です。

私たちがお店にいる間も地元のお客さんが入れ替わり立ち代わりお店に入って来られ、ハンセンさんとおしゃべりを楽しまれていました。地元に根付いたお店というのが伝わってきます。場所柄かハンセンさんの人柄か、外国人の方も多く、初めて会ったお客さん同士も会話を楽しめる、そんな雰囲気の良いお店です。ハンセンさんが、ご自身の仕事やこのお店を心から愛しておられる気持ちが、お店の居心地の良さをかもしだしているんでしょうね。