2014年上半期にアメリカのマテル社(バービー人形)を売上高と利益で抜いて「世界最大の玩具メーカー」となったデンマークのレゴ(LEGO)。
2015年春にはレゴランド・ディスカバリー・センターが大阪の海遊館に併設される天保山マーケットプレース内にて、そして2017年には名古屋市にてレゴランドがオープンされました。
日本だけでなく世界中でも注目を集めているレゴですが、今回はレゴ発祥の地デンマークにある「本場のLEGOLAND現地レポート」をお届けします。
最後にちょっとした知っ得情報も掲載していますのでお見逃しなく!
もくじ
レゴランドへのお勧めの行き方はこれだ!
日本からの場合、多くの方がコペンハーゲンからレゴランドに向かわれると思います。その場合
- コペンハーゲンからヴァイレ(Vejle)まで電車(上記地図の赤丸部分)、ヴァイレからレゴランドまでバスで移動
- コペンハーゲンからビルン空港(Billund Airport)まで飛行機、ビルン空港からレゴランドまでシャトルバスまたはタクシーで移動
のどちらかになると思いますが、僕のお勧めはスケジュールが立てやすい①の「電車+バス」での移動です。
コペンハーゲンからヴァイレまでは電車で約2時間(片道約7,000円)、ヴァイレからレゴランドまではバスで約40分(片道約1,200円)かかります。
周辺のヨーロッパ諸国からレゴランドに来られる場合は、フライトがあればビルン空港に直接向かう方が楽でしょう。
コペンハーゲンおよび他のデンマークの都市からレゴランドを目指す場合は、デンマーク人がこよなく愛する乗換案内サービス「Rejseplanen」を使って、発着時間およびルートを検索することが出来ます(使い方はこちらの記事でご覧頂けます)。
ちなみにレゴランド行きのバスは青色のバスです(デンマークに走っている黄色のバスは市内バス)。
日帰りでどれだけレゴランドを楽しめるか挑戦してみた
ということで約7年ぶりですが、今週の火曜日にレゴランドに行ってきました。
今回は日帰りツアーということで、レゴランドには11時に到着(コペンハーゲンを朝8時前に出れば11時には到着できます)。
天気はデンマークらしい「くもり時々雨」でしたが、アトラクションで濡れてしまうことにためらいがなくなり逆にテンションがあがりました(笑)
友人達とはレゴランド内で待ち合わせだったので、一人でチケットを購入(約6,000円)。
子ども向けテーマパークで「大人一枚」のオーダーにもかかわらず、チケット売り場では「エンジョイ!」と、テーマパーク特有のハイテンションで送り出してもらえました。
事前にレゴランド内の周り方を決めていなかったので、Dolly’s Coffee Shopでコーヒー(約600円)を飲みながら、まずはレゴランドのマップを確認です。
オフシーズン+悪天候というコンビネーションのおかげか、レゴランドがまるで貸し切りのような雰囲気に。アトラクションは全て待ち時間0分でした。
園内のあらゆる所にレゴブロックでつくられたフィギュアがあります。オープンスペースなだけに男3人で写真を撮るのはちょっと恥ずかしいことも。
こういう「大人なふざけ方」をすると・・・
子ども達から白い目で見られるのでやめましょう。
レゴランド内のアトラクションは「水」を使ったものがたくさんあります(これはLEGOREDO® Townのレゴカヌー)。
雨が降っていたのもあり、迷わずポンチョを購入(約800円)しました。
基本的にアトラクションは「子ども向け」なので、ペースはゆったりしています。テンションをあげて自撮りを楽しみましょう!
インディアンエリア(Chief Longears)で一休み。
暖まる場所だと思っていたら、木に巻き付けて焼いて食べるパン(snobrød)をつくる場所だったことを休憩後に知りました。
2014年の新作アトラクションThe Haunted House(お化け屋敷)。
屋敷内のレゴのフィギュアは、怖いというより可愛らしかったです。
お化け屋敷自体は、前のお客さんとの距離が取られていないということもあり、怖い感じのものではありません。ただ一番最後に恐怖を感じるアトラクションが待っています・・・
ランチはブッフェやイタリアン、バーガーやフィッシュアンドチップスなどがありましたが、一番安定感を感じたLEGOREDO® Town内にあるこちらのグリルハウスへ。
ステーキ+炭酸水で約4,000円。テーマパークのランチなので値段は高めですが、美味しかったです。
こちらはレゴブロック型のフライドポテト・・・テーマパークらしいメニューですね!
お腹も満たされたので後半戦スタート!
レゴランド内のゴミ箱はもちろんレゴ仕様。
こちらはAdventure Land内にあるThe TEMPLEというアトラクション。トロッコに乗り込み宝探しをする参加型のシューティングゲームです。
同じくAdventure Land内にある老舗アトラクションFalck Fire Brigade(消防車に乗り込みポンプを使って火事を消す参加型ゲーム)。
緊張感が伝わってきます。
うながされるままに所定位置につくと何の説明もないまま「Er I klar?(準備は出来たか?)」と聞かれ、空気を壊さないように「オー!」と叫ぶと、いきなりゲームがスタート!
家族などのグループ対抗で消防車内の手押しポンプをこいで火事現場にたどりつき、これまた手押しポンプで建物に水を浴びせて火を消して、消防署に戻るという内容でした。
こちらはPolar Land内にある絶叫系アトラクションPolar X-plorer。レゴランド内で一二を争うお勧めアトラクションです。
身長制限があるアトラクションで使われる計測器もレゴ仕様。
Polar Land内にあるIce Pilots Schoolは「自分でどれだけ過激なアクションを体験するかを決められる」という、なんともクレイジーな屋内アトラクションです。
なぜ「アイスパイロット」なのかわかりませんでしたが、終わった後に気持ち悪くなること間違いなし!
眼鏡をかけている人は「眼鏡を外してください」と言われるほどに激しいのでご注意を。
Polar Land内にあるPenguin Bayではペンギンショーが楽しめます。
レゴランドといえば、世界各国の名所旧跡がレゴで再現されているこのMini Landですよね!
こちらはスウェーデンの夏至際の様子。
大阪城もありますよ!
自分でMini Boats(レゴのボート)を操縦しながらMini Landを楽しみましょう!
LEGO® Trainを使えば園内全体の雰囲気を味わうことができます。
LEGO® Trainの道中で面白そうなゴーカートを発見!
と思ったら年齢制限あり(7〜13歳向け)のアトラクションSEAT Traffic Schoolでした。残念・・・
こちらはImagination ZoneのAtlantis by SEA LIFE™(水族館)の様子。どうして海中でダイビングスーツを脱いだのだろう・・・
最後はMiniland内のモノレールに乗って、レゴランドを一望しながら一日を振り返りました。
平日のアトラクションは17時に終了、閉園は18時です。
出口付近には「帰りたくない!」と泣き叫ぶ子ども達の姿もちらほら見られました。
レゴランドのサイトでチケット事前購入割引あり!
今回は約5時間のレゴランド滞在でしたが、主なアトラクションは全て制覇できました。
実際に回ってみた感想としては「やっぱり家族向けだな」といったところでしょうか。
また、東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのような規模では全くないので、あまり期待値をあげて行くとガッカリされるかもしれません。
レゴランドへ行くのは、待ち時間の少ないオフシーズン(春か秋)がお勧めです。オフシーズンのためか、スタッフのテンションに若干のバラツキがありましたが(笑)。
レゴランド内にはショップもありますが、日本と比べると全体的に価格は高めです。
レゴランド限定のアイテムが出ていれば買いですが、そうでなければ荷物が増えてしまうので要検討です。
チケットはウェブサイトにて7日前までに購入すれば10%オフになるので、可能であれば事前購入がお勧めです!
LEGOLAND Billund
住所:Nordmarksvej 9, 7190 Billund, Denmark
営業時間:シーズンによって異なるのでこちらからご確認ください
ウェブサイト:https://www.legoland.dk/en/