みなさん、海外旅行は好きですか?
JTB総合研究所の統計によると、2018年の日本人出国者数は過去最高を記録しました。
今年は新天皇即位に伴ってゴールデンウィークが10連休となり、旅行を計画する方も多いはず。
そこで、今回はスウェーデンの旅行のトレンドについてご紹介します。
人気の海外旅行先は、国や文化によって大きな違いがあるのでしょうか?
もくじ
スウェーデン人に人気の海外旅行先は?
スウェーデンの大衆紙「AFTONBLADET」が、早くも2019年冬の旅行のトレンドを取り上げました。
記事によると、国民の56%が年に1度は海外へ出かけるそう。そんな旅行好きなスウェーデン人にとって、非日常(未知の経験)が味わえる長距離旅行が、この冬のトレンドだそうです。
旅行予約サイトの「Ticket」の調査結果では、2018年は記録的な酷暑であったものの、やはり冬は温暖な気候を求めて、定番のカナリア諸島やタイへ向かうスウェーデン人が多いとのこと。
加えて、南アフリカへ向かう予約者数が67.5%増加し、その他アフリカのモーリシャスやガンビア、東南アジアのベトナムも記録的な人気となっています。
逆に、ヨーロッパ圏内への旅行者数は、昨年より24%減少しました。
Ticketは南アフリカを「未知の経験が出来る・長距離旅行先」として、2019年のオススメにあげています。
サファリで野生動物に出会うことができて、気候の異なる地で大自然に触れられる一方で、大都市も共存している点が魅力なのだそうです。
日本人の海外旅行先との比較
ここで日本の海外旅行の動向を見てみましょう。
先に挙げたJTBの統計によれば、2018年1年間の間の出国者数は1895万人(国民の約15%)で、渡航先としては韓国、台湾にハワイ/アメリカが続きます。
また、「地球の歩き方」によると、2019年の人気旅行先は1位がハワイ、2位が台湾、3位アメリカということです。
寒い冬に、温暖なリゾート地が人気であるところはスウェーデン人と日本人に共通していると言えそうですね。
地域としては、東アジアが日本人の旅行先として人気の傾向にあり、スウェーデンの今期のトレンド「長距離旅行」とは少し異なるようです。
海外旅行先に迷ったら、スウェーデンのトレンドを参考にしてみるのも面白いかもしれませんね!
参考:
Här är de största resetrenderna 2019|Aftonbladet
TICKETS STORA TRENDRAPPORT TICKET COLLECTION|Ticket.se
アウトバウンド 日本人海外旅行動向|JTB総合研究所
2019年はココに行きたい!人気旅行先ランキング【海外・国内】|地球の歩き方