写真: Flickr /by naoyafujii
先日、アイスランドでの2012年映画動員数、興行収入がScreendaily.comから発表されました。それによると、アイスランドでの2012年の映画動員数は前年比4.3%マイナス。一方で興行収入は1.2%プラスとなったそうです。
また、Icelandic Film Centreの発表によると、動員数トップは、日本では『007 スカイフォール』の名で公開されたJames Bond最新作。80,000人弱の動員となりました。
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さらに2012年最も動員が多かった映画は、地元の映画会社Óskar Thór Axelssonによって製作された『Black’s Game』で、63,783人の動員があったとのこと。同じく国内で製作された『The Deep from Baltasar Kórmakur』の動員49,698人と合わせると、年間興行収入の10%を占めるそうです。
日本でも人気のある007シリーズが、同じようにアイスランドでも観られているということに「世界は繋がっている感」を感じる一方で、『Black’s Game』のような日本では上映されていない映画の人気があることにアイスランドとの距離(つまり、凄く遠い)を思い出したりします。
予告編を観ると、『Black’s Game』は“暴力とSEX”な感じの映画でしょうか。面白そうですが、確かに日本には刺激が強いかもしれませんね。
先日ナオヤさんがレポートしてくれたトーキョーノーザンライツフェスティバルで、来年、再来年に上映されたら、是非観に行きたいです。