みなさん、こんにちは! さて9日にノルウェーで選挙が行われて8年間ノルウェー政府を率いてきた中道左派から野党だった中道右派に政権が移りました。政権交代の原因は医療への民間活力の導入や減税、それに寛容な移民政策の見直しを求めていたことや8年間続いたマンネリ化への反応だと言われています。

ノルウェー選挙5

写真: Wikipedia イェンス・ストルテンベルク, アルナ・ソールバルグ

この政権交代で首相はイェンス・ストルテンベルク(写真左)からエルナ・ソルベルクアルナ・ソールバルグ(写真右)になるそうで、ノルウェーでは2人目の女性首相が誕生することになりそうです。北欧ではこれでアイスランド、デンマーク、ノルウェーが女性の首相を持つ国となりました。

今回はそんなノルウェーの選挙期間中にFacebookで何が起こっていたのかについて、ノルウェーのアフテンポステン(Aftenposten)紙より簡単に紹介したいと思います。日本でも前回の衆議院選挙では政党や候補者に関するポストが目立ってましたね!ノルウェーではどうだったのでしょうか?

 

1.政党よりも候補者の方が大事?

ノルウェー選挙2

画像: Aftenposten

まず記事の中ではFacebook上の政治家と政党のファンの数について触れられています。今まで政権を握っていた労働党の党首イェンス・ストルテンベルクの例を挙げると、彼自身のファンの数が所属する政党のファンの約5倍強にも上るそうです。

上図のグラフのうち、灰色のグラフが党首のファンの数、水色のグラフが政党のファンの数です。左から2番目のグラフが労働党のグラフなのですが、グラフを見るだけでもかなり差が大きいことがわかります。

ソーシャルメディアを利用した選挙戦でアメリカのオバマ大統領が一躍有名になりましたが、こういったウェブ上の情報合戦も今後は大事になるのかもしれませんね。

元記事によると、この数の背景にはソーシャルメディアのある特徴が関係しているそうで、ソーシャルメディアでは「ヒト」が非常に重要だそうです。私たちが人の話に耳を傾けたりする時、私たちはその人を信頼しているそうです。

 

2.選挙とFacebookの関係とは?

ノルウェー選挙3

もう一度グラフに注目してみると、労働党(AP=Arbejdspartiet), 右派党保守党(H=Høyre), 進歩党(FrP=Fremskrittspartiet)という3つの政党のファンの数が多いことに気付くと思います。

実はこの3つの政党が今回選挙戦を賑わせた政党なのですが、これらの3つの党の党首である、イェンス・ストルテンベルク(労働党)、シーヴ・イェンセン(進歩党)、エルナ・ソルベルクアルナ・ソールバルグ(右派党保守党・新首相)は他の党首よりもFacebook上にたくさんのファンがいました。

この結果を見ると、党首がFacebook上でより多くのファンを獲得し、意見を表明していくことが、今後の選挙に大きな影響を与える時代がすぐそこまでやってきているみたいですね!

 

参考:Aftenposten

※9/14 22:40 ノルウェー夢ネットさまTwitterよりご指摘いただき、内容を一部修正致しました。