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コペンハーゲンに設置された巨大スクリーン「The WALL」とは?

コペンハーゲンの街中に2010年の春から最新のWALLが設置されています!

そのWALLはコペンハーゲンの地下鉄建設の際に行われる考古学的発掘調査と、博物館のコミュニケーション戦略の一環のプロジェクトなのですが、とても面白いのでご紹介します。

コペンハーゲンの街中に「The WALL」と呼ばれる約12メートルの大画面のマルチタッチプラズマスクリーンが設置してあり、通りすがりの人たちがその画面をスクロールすると、そのスクロールした場所によって写真がでてきたり、様々なコンテンツを見ることができるようになっています。

WALLの画面にはコペンハーゲンの景観画面が映っており、その景観画面のタイムラインに沿ってスクロールしたり画面をタッチすることによって、コペンハーゲンの過去、現在、未来の歴史的イメージ写真などを見ることができます。

このWALLの面白い所が、その場で自分達の写真を撮る事ができ、またその情報をWALLの画面上にアップすることができるのです♪

他にも自分のコメントを入れたりすることもできるそうです。


このWALLは通りかかりの人が大画面のマルチタッチ画面をスクロールしたくなるような画面デザインと、観客の行動が画面に変化を与えるようになっているので、ただ情報を受け取るだけでなく自分も参加できる楽しいプロジェクトです。

もちろん子どもは興味津々でWALLに近寄り楽しくスクロールしているのですが、
大人たちも楽しんでいる姿がとっても印象的でした。

なお、このプロジェクトは 「The World Summit Award」の電子文化&遺産部門で賞を受賞しています!!

コペンハーゲンに行く機会がありましたら、ぜひこの「The WALL」に触れてみて下さい♪

このWALLは定期的に設置場所が変わるようなので、ホームページで確認されるとよいかと思います。