ヒュゲリなインタビュー

【後編】NPO法人Japanordicが運営するヒュゲリなプロジェクト「えほんのたね」に迫る!

こんにちは!前回、NPO法人Japanordicさんが運営するヒュゲリなプロジェクト「えほんのたね」についてご紹介してきましたが、今回はその後編。「えほんのたね」プロジェクトの今後の目標についてお伺いします!

※ 関連記事(2012/11/6)
↓前編はこちらから!
【前編】NPO法人Japanordicが運営するヒュゲリなプロジェクト「えほんのたね」に迫る!

日本語書籍の棚に並ぶ絵本たち

「えほんのたね」の今後の目標

-「えほんのたね」という名前にはそんなヒュゲリなエピソードがあったんですね。感動しました。そういえば、現在までに(2012年11月2日現在)、「えほんのたね」が合計で186個集まっているそうですが、今後の具体的な目標はありますか?

Japanordic:そうですね。具体的な目標まではまだ決めてないのですが、日本に暮らす子ども達のように、デンマークでも自由に読めるほどの絵本や児童書が集まればいいなとは思っています。また、寄贈された絵本はデンマークの図書館に登録される本となるので、古くなれば破棄される可能性もあります。もちろんここでは希少価値の高い本にもなりますので、頻繁に破棄されるということはないとのことですが、できれば、このプロジェクトが、少しずつでもいいので、これから先もずっと長く続く、日本からデンマークへと絵本が届けられる一つのルートとなればいいなと思っています。

-そうなったら本当に素敵ですね。それでは最後に、この「えほんのたね」プロジェクトを始めてから嬉しかったことや辛かったことを教えてもらえますか?

Japanordic:嬉しかったことは、やはりまずは沢山の思いのこもった絵本が日本から届けられたことですね。包みを開けるたびに、どきどきとわくわく、そして感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして届けられた絵本がとても多くの方に借りられているということ。皆さんの思いのつまった絵本がデンマークに住む子ども達に喜んで読まれていると思うと、更に幸せな気持ちになりました。

このように図書館所蔵の絵本に生まれ変わります!!

そして辛かったこと・・とは少し違うかもしれませんが、現段階では、送料を寄贈者の方にご負担頂いているということと、また絵本の受け取りにも、 関税の関係で送っていただく量に制限があったりするなどということも考えると、今後、もっと良い方法がみつかればなと思っています。

-なるほど。徐々に、日本からデンマークへ届けられた「えほんのたね」が花をつけ始めているみたいですね。これからももっと多くの「えほんのたね」が届けられるといいですね。本日はありがとうございました。

さて、次回第二弾では、この【えほんのたね】プロジェクトを運営しているJapanordicが他にも行っているコペンライフプロジェクトやコペンブッククラブについてお話を伺っていこうと思います!

《おまけ》

本棚を横から見るとドーナツ型!この中で本を読む子どももよく見かけるとか!

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[Information]
○NPO法人Japanordic:Webサイト
・えほんのたね:Webサイト
※「たね日記」では、えほんのたねプロジェクトの近況をお知らせしていますので合わせてご覧ください。