普段の広告・マーケティングトピックから離れて、今回は、私の年末年始のスウェーデン滞在についてお話したいと思います。
今回の旅の最大の目的は、オーロラを見ること。その目的をなんとか無事達成することができたので、ぜひこの場で旅の感動を共有させてください!また、ある程度詳しく諸々の出来事を紹介しますので、もし今シーズン、もしくは近い将来スウェーデンでオーロラを見るぞ!という方は参考にして頂ければ幸いです。
さて、まず旅の中身はザックリとこんな感じでした:
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
【12月29日】
スカンジナビア航空でストックホルムからキルナへ(約1時間半)
キルナ空港でレンタカーを借りてアビスコまでドライブ(約3時間)
【夜の天気:曇りで吹雪で当然オーロラは見えず】
<アビスコ泊>
【12月30日】
日中は散歩&近くにあるビョークリデンというスキーリゾートまでドライブ
夜は宿泊施設近くの山頂にあるオーロラスカイステーションで食事
【夜の天気:曇りに加えて山頂は強風で最悪な状況】
<アビスコ泊>
【12月31日】
アビスコからナルヴィク(ノルウェー)までドライブ(約1時間)
【夜の天気:やっと晴れ!年越し直前にうっすらと弱いオーロラを観測!】
<アビスコ泊>
【1月1日】
午前中にクロスカントリースキー初心者向けツアーに参加
レンタカーでキルナへ戻る
夕方から夜にかけてスノーモービルツアーに参加
【夜の天気:曇りに加えてガンガン雪が降る】
<キルナ泊>
【1月2日】
ホテルからキルナ教会まで散歩
アイスホテルまでドライブ(約30分)
アイスホテルの近くにあるサーミ族の屋外博物館へ
【夜の天気:晴れ!前回より大きくて美しすぎるオーロラを観測!】
<キルナ泊>
【1月3日】
飛行機でキルナからストックホルムへ
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
ここまでざっと書いてみて気が付きましたが、これは記事1本では収まりませんね…。ということで何回かに分けて、時系列で旅のご紹介をしようと思います!(オーロラについてはもうちょっと先になるかも…)
まずは、上に出てきた地名(ストックホルム、キルナ、アビスコそしてナルヴィク)の位置関係をご紹介します:
【12月29日】
ストックホルム⇔キルナ間の移動は、飛行機か夜行列車が一般的。列車は景色が楽しめるというメリットはあるものの、普通に考えて夜行だと、窓の外は何も見えませんよね…。よっぽど節約志向なのであれば夜行列車、そうでなければ飛行機が圧倒的に便利です。時間のロスも少ないですしね(列車はよく遅れますし)。私たちはスカンジナビア航空を利用し、1時間半くらいでキルナに着きました。キルナ空港はこんな感じ:
私たちはキルナ空港でレンタカーを予約してあったので、駐車場でレンタカーをピックアップしてキルナ市内まで向かいました。空港と市内は非常に近く、車で20分ほどで着いちゃいます。簡単に昼ごはんを済ませ、アビスコへ出発。約3時間のドライブでしたが、午後3時ぐらいになるともうあたりは真っ暗。
レンタカーしない場合は、キルナからアビスコまで電車で行くのが便利です。約1時間で着くそうです。雪国でのドライブに慣れていない場合は、レンタカーはやめておいたほうが無難かもしれません…。ある程度慣れていても、トラブります(その件については次回以降に)。ただ、やっぱりレンタカーがあったほうが、移動が非常に便利で楽になることは間違いないです。
ちなみにキルナでもオーロラは見れますが、なぜアビスコまで行ったかというと理由は大きく3つ:
—————————
①アビスコには、世界一オーロラ観測に適した場所と言われるオーロラスカイステーションという施設がある
②アビスコの澄んだ空気とほとんど雲がかかることのない晴れた空は、オーロラを見るには最適な環境
③このエリアには、宿泊施設一つと国立公園くらいしかないので、街明かりが存在しない
—————————
3つ目の理由をもう少し膨らましますと…今回の旅で私は初めて「light pollution(光害)」という言葉を耳にしました。要するに過剰な街明かりで夜空が明るくなってしまうことで、当然のことながら天体観測に影響を及ぼします。キルナと比べるとアビスコのほうが遥かに光害が少ないため、オーロラ観測により適した場所だということになります。
ただ……せっかくアビスコまで行ったのに……
初日の夜は、理由②を見事に裏切られました。曇っていて星一つ見えないし、吹雪で風は強いし…。アビスコ唯一の宿泊施設であるアビスコツーリストステーションで夕食を頂き、初日は終了。
オーロラの写真はまだこの時点ではありませんので、まずは食事の写真をお楽しみください!笑
食事は、意外と美味しくてビックリ。というのも宿泊施設が一つしかないようなエリアだと、食材を調達するのは大変だろうし、腕のいいシェフを連れてくるのも一苦労なんじゃないかなぁと思いまして。競争相手になるレストランも周りに無いですし。笑 なのにほんと、アビスコツーリストステーションの夕食はクオリティなかなか高かったです(安くはないですけど…)!
ということでこれだけでもかなり長くなってしまったので、今日はここまでにします。
次回でアビスコ編を完結できればと思います!