ヒュゲリなコラム

【北欧本紹介】『北欧 かわいいものみつけた』を読んで、ハンドメイドの良さを再認識しました。

こんにちは。マグカップはロイヤルコペンハーゲン、グラスはittalaなLeoです。もっと北欧雑貨で部屋を飾りたい!

そんな北欧雑貨好きの僕が今回ご紹介したい北欧本が、『北欧かわいいものみつけた』です。

この本の著者は、北欧雑貨のネットショップStudio101を運営している斉藤志乃さんです。彼女はインテリアデザイナーでもあり、そのバックグラウンドを活かして可愛くて家に置きたくなる北欧雑貨や、北欧ブランド、そして現地での必見スポットを本の中で紹介しています。

この本の魅力は、家の中に関する素敵なアイテム、文化等を紹介してくれている点です。例えば、随所に登場する食器たち。あるいは子供に遊ばせたい、ぬくもりを感じるおもちゃ。そして家でも楽しみたいfikaの文化などが紹介されています。

特に印象に残ったのが以下の部分。

思い浮かべるのは、北欧の長い冬、暖炉の前で乙女たちが、ママやおばあちゃんたちとおしゃべりしながら一針一針クロスを仕上げている、そんなシーン。大きさも素材も、使い方もさまざまなクロスたち。よくぞここまでつくり上げたと感嘆してしまほど見事な刺繍があれば、まだ習い始めたばかりなのかな…と思わせる、初々しいステッチのものも。針と糸で描いていく、美しい模様に惹かれます。

僕は、北欧の布アイテムって凄く好きです。なぜなら、北欧の布文化って、ハンドメイドすることを前提に成り立っている気がするからです(他にも好きな理由はありますが)。例えばマリメッコでは、既製品だけでなく、必ず棒に巻かれた布が量り売りされています。自分で好きな色や柄を組み合わせてオリジナルなものが作れるって、楽しくないですか!?

上記の筆者コメントからは、そんな北欧のハンドメイド文化がとても具体的にイメージできた気がして、印象に残りました。今日も北欧のどこかで、女性たちが集まって何かを作っているのかな?

ということで、『北欧かわいいものみつけた』のご紹介でした。ハンドメイドや家の中で使う雑貨に興味がある人にオススメしたいです!

[Information]
◎北欧 かわいいものみつけた
著者:斉藤志乃
出版社:ピエ・ブックス
発売年月:2011年5月
北欧かわいいものみつけた

[おまけ]
北欧ヒュゲリニュースを運営するスマイルアイルズが、ハンドメイド好きのあなたにおすすめのイベントを開催!その名も『春のはじまりを感じよう!手作りファブリックハウスとfikaの会!』(名前が長い…?)。

きたる3月20日(春分の日)、大阪玉造の北欧カフェ・フォーゲルブローさんで、14時から行います。詳しくはFacebookイベントに記載していますのでよければご覧ください。※定員残りわずかです!