デンマークは基本的に共働き。親が働いている間、子どもたちは保育所に預けられ、そこで多くの時間を過ごします。
画像:Forældre fortryder fravær fra børn | Nyheder | DR
市場調査会社のYouGovが行ったデンマーク人の親、1,005人を対象にした調査によると、そのうちの24%の親が子どもが小さいうちにもっとたくさんの時間を過ごしておけば良かったと考えていることがわかりました。経済的な事情で子どもを保育所に預けて仕事をする必要がある場合もあれば、子どもと過ごすことよりも自分の仕事が「面白い」ので働くことを優先してしまう場合もあるようです。さすが「労働者の90%が自分の仕事が好きなデンマーク」といったところでしょうか。
先日、デンマークの電車内で泣きわめく2-3歳の男の子をあやす若いデンマーク人夫婦を見かけました。子どもが泣きやむと、二人してイヤフォンをしてスマートフォンを触わり、また子どもが泣き始めると、両親が交代で泣きやむまであやすというのを繰り返していました。
仕事だけでなく、日常生活の中でもインターネットやゲームなどの「面白いこと」に囲まれていると、ついついそちらに気を取られてしまいがちですが、時間が経ってから「大切なものを失ってしまった」と後悔しないように気をつけたいですね。