北欧留学といっても大学留学や、フォルケホイスコーレへの留学など様々な形がありますよね。留学ではありませんが、ノルウェーとデンマークには、ワーキングホリデーもあります。
今回は日本で高校を卒業後、ノルウェーの音楽大学に入学し、フィンランドへ1年間留学をしていたピアニストの安保美希さんにインタビューをしました。
不思議と惹かれたノルウェーへ
1. ノルウェーへの留学を決めたきっかけはなんですか?
いくつか留学先として候補はあり、はっきりとした理由は今でもわからないのですが、ノルウェーには不思議と惹かれる何かがありました。
2. 情報収集や留学までの手続きはどのようにしましたか?
過去に留学していた方の報告レポートや、留学中の学生さんのブログをインターネットで見つけてひたすら読んでいました。
3. 言語や文化の違いに戸惑ったことがあれば教えてください!
語学は当然苦労しましたし、学生と先生との関係や、授業の受け方の違いなど驚いたことは多々ありましたが、戸惑ったことは少なかったように思います。
ひとつ挙げるとすれば、1年目の冬を迎えたとき相当覚悟していたのですが、やはり日の短さには戸惑いました。
4. フィンランドへの留学を決めたきっかけはなんですか?
北欧の中でも言語や民族が違うフィンランドですが、また音楽作品もノルウェーとは違う空気を含んでいるようだなと思い、その空気を実際に肌で感じてみたいとフィンランドに行くことを決意しました。
5. 日本と北欧の音楽教育に違いがあれば教えてください!
北欧では、短い夏がやってきたら思いっきり外でエンジョイするため、部屋にこもって練習しません!
6. 最後に北欧の好きな音楽作品があれば教えてください!
私はピアノを演奏しますが、北欧音楽では弦楽器の音が特に好きです。
クラシックでは、ヨハン・ハルヴォルセン作曲「Veslemøys Sang」やクリスチャン・シンディング作曲「Abendstimmung」です。
クラシック以外では、Kings of Convenience(ノルウェーのギター・ポップデュオ)です。
まとめ
昔に比べて現在はインターネットでたくさん情報を入手できるため、留学する前から様々な情報を得られますね。
戸惑いが少なく留学できたのは、安保さん自身の強さと事前準備がきちんとされていたからではないでしょうか。
それにしても、音楽を志す学生でも部屋に引きこもらず、短い夏を楽しむところが北欧らしいです!
安保さんのプロフィールを詳しく知りたい方には、こちらのウェブサイトをご覧ください。