ヒュゲリなコラム

BrexitではなくBerxit?ノルウェーの新聞社の広告がまるで映画みたい!

全編ノルウェー語ですが、まずはこちらの動画をご覧ください。

VGという新聞社の動画広告で、「ノルウェー第2の都市ベルゲンが独立したら」という内容を扱っています。
イギリスのEU離脱を意味するBrexitをモジって、Bergen+ExitでBerxitです。

動画の内容は?

ベルゲン市民内で独立を問う運動が盛り上がり、独立投票が賛成で成立します。
「ベルゲン国」の首相は、ベルゲン人以外は48時間以内に国を立ち去るよう会見しました。
会見で掲げられている国章ですが、一年を通して雨が多いベルゲンらしく、傘を持つ手になっています。(1:09頃)

ノルウェーは方言を大事にしている国で、標準語というものが存在しないのですが、ベルゲン人と非ベルゲン人を見分けるために、ラバルブラ(Rabarbra:ルバーブ)発音テストを実施します。動画の中では、特徴的なRの発音ができなかった男性が連行されていましたね。(1:35頃)

最後は爆薬を使い、ベルゲンが文字通りノルウェーの土地から分離してしまいました。
「もし実際に起きるなら、我々が最初だ」と締めくくり、どこの新聞社よりも早く報道することをアピールしています。

日本だったら、大阪が独立するようなものでしょうか。
この記事を書く段階で、すでに約213.5万回再生されています。
広告でこの動画が流れると、ついつい見入ってしまいそうですね。