今日は『アストリッド・リンドグレーン記念文学賞』について紹介します!

Astrid Lindgren Memorial Award01

画像:Verken | Astrid Lindgren

スウェーデンで知らない人はいないといっても過言ではない児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren)。『長靴下のピッピ』や『ロッタちゃん』など、ヒュゲリニュース読者の中にもご存知の方が多いのではないでしょうか。リンドグレーンの作品は彼女が亡くなった今でも世界中の子供たちに愛されています。

アストリッド・リンドグレーン記念文学賞(Världens största barn- och ungdomslitteraturpris / Astrid Lindgren Memorial Award)とは、そんな彼女の功績をたたえ2002年にスウェーデン政府によって設立された青少年のための文学賞です。世界中の児童文学作家、絵本作家、イラストレーター、詩人などから、毎年1~2人の受賞者が選ばれます。

Astrid Lindgren Memorial Award02

画像:File:Sendak illustration.gif – Wikipedia, the free encyclopedia

主な受賞者には絵本『かいじゅうたちのいるところ』の作者であるモーリス・センダック(2003年)や『ライラの冒険』の著者フィリップ・フルマン(2005年)などが名をつらね、日本人では2005年に絵本作家の荒井良二さんが受賞しています。

2007年にはバンコ・デル・リベロ(Banco del Libro)というベネズエラの児童文学団体が受賞しました。生前社会問題にも関心を持ち、子供たちや社会的に弱い立場の人々の側に立って平和を訴えていたリンドグレーンの精神が生きています!

受賞賞金は500万クローナ(日本円で約8000万円)。授賞式はストックホルムで5月の終わりごろに行われます。スウェーデン王女から盾が授与され、受賞式の様子はテレビでスウェーデン中に生中継されます(下の動画は、昨年の授賞式の様子です)。

今年の受賞者の発表は現地時間の今月25日、13時。オフィシャルサイトではすでにカウントダウンが始まっています!

『はらぺこあおむし』でおなじみのエリック・カールをはじめとする268の著者、団体などがノミネートされています。今年はどんな方が受賞されるのでしょうか、楽しみです!子供たちを愛し、そして子供たちからも愛され続けているリンドグレーン。彼女に想いをはせながら発表のときを待ちましょう!

参考:
Verken | Astrid Lindgren
File:Sendak illustration.gif – Wikipedia, the free encyclopedia