9月18日にリニューアル創刊号が発売された『BIRD(バード)』。創刊号の特集は、以前にもお伝えした通りアイスランドでした。兄弟誌の『TRANSIT(トランジット)』が以前発売した北欧特集も、情報としても濃く、写真も美しいものばかりで、僕は保存版として大切にしているのですが、今回のBIRDのアイスランド特集もそれと同様に長く読み続けたいものでした。
その中の1コーナーにて、“目的別絶景トラベル・スポット”という名でアイスランドの絶景が紹介されています。アイスランドの魅力が伝わるわかりやすいコーナーだったので、少し引用させて頂きます!
もくじ
アイスランド自然の魅力1:オーロラ
写真: アイスランドへ行こう!
観測シーズンは9〜4月頃。観測スポットへのアクセスのよさが魅力で、レイキャヴィク市内でみられることもある。また、夜の21時から0時頃といった早い時間帯に出現する可能性が高いのもうれしい。
引用:BIRD
首都、Reykjavik(レイキャビク)から約100キロのところにあるRerkholt(レイクホルト)という場所が、有名なオーロラ観測スポットのようで、ここには日本の国立極地研究所もあるそうです。ホテル内からオーロラが観られる所もあるそうです。
アイスランド自然の魅力2:火山
写真: Wikipedia
2010年の噴火でも知られるように、アイスランドは地球で最も火山活動の盛んな地域。少なくとも30の噴火口が150回以上もの爆発を起こしてきた。木々の生えない山の荒々しい迫力を体感したい。
引用:BIRD
Lakagígar(ラーカギーガル)という火山は、1783年から1784年に欠けて大噴火を起こし、1万人を超えるアイスランドの人と多くの家畜が亡くなったそうです。現在は噴火の火口群を見ることが出来るそうです。
アイスランド自然の魅力3:滝
写真: Wikipedia
単にフォスというだけの名前の滝も随所にあるほど、数えきれないくらい滝がある。アイスランドの滝を特集した写真集もあるくらい、エネルギッシュなものから華麗なものまで多種多様な彩りをもつ。
引用:BIRD
多くの滝があるため、観光地になっている滝も多いようです。中でも僕が気になるのはGoðafoss(ゴーザフォス)で、1本の細い滝の両側を太い2本の滝が流れ落ちる様子が圧巻です。因みに、Goðafossとは「神々の滝」の意味だそうです。
アイスランド自然の魅力4:温泉
写真: Wikipedia
火山活動の現れとして、アイスランドにはいたるところに温泉がある。地熱は重要なエネルギー源で、あまったお湯が温水の供給に使われているのだ。入浴施設以外に、各家庭にも温泉が供給されている。
引用:BIRD
世界最大の屋外温泉施設Blue Lagoon(ブルーラグーン)の絶景は、旅行客のブログや雑誌などを見てもちょっと日本の温泉にはないスケールだなと感じます(というか対局かも)。日本にある、侘び寂び文化の影響を受けた趣ある温泉も良いけれど、いつかは大自然のスケールを感じながら入るBlue Lagoonにも行ってみたい!
アイスランド自然の魅力5:氷河
写真: Wikipedia
ヨーロッパ最大級の氷河があるアイスランド。氷河が大地を削り、深い入江を描き出して生まれたのが“フィヨルド”。氷河が浮かぶ湖とフィヨルドの美しさを、ボートにのって見に行こう。
引用:BIRD
氷河、Vatnajökull(ヴァトナヨークトル)は、アイスランド国土のなんと8%を占めているそう。氷河の下には複数の火山があり、噴火を起こすと氷を溶かして大洪水を引き起こすそうです。現在は氷河の上を歩いて観光することが出来ます。
ということで以上、『BIRD』リニューアル創刊号のアイスランド特集の中から、アイスランドの大自然が生み出した5つの絶景をご紹介しました。
本誌では、例えばBjörk(ビョーク)をはじめとしたアイスランドの音楽についてだったり、アイスランド社会についてなど、絶対読むべきコーナーがいくつかありますので、購入をオススメしますよ!(この内容で1,000円は安い!)
[Information]
◎BIRD アイスランド
出版社:講談社MOOK
発売年月:2013年9月
参考:BIRD, アイスランドへ行こう!(レイクホルト, ラーカギーガル, ゴーザフォス, ブルーラグーン, ヴァトナヨークトル)