ヒュゲリなコラム

デンマーク語をうまく話すコツはうがいにアリ!?

さて今回もデンマーク語が難しいと言われる理由の1つを紹介していきます。今回は予告した通りデンマーク語の特徴的な音の1つでもある¨r¨の発音について見ていきます。

まずは小手調べから。はじめにデンマークのデザートで、ベリーを鍋でグツグツ煮込んだものを生クリームにかけて食べる¨rød grød med fløde¨という料理を、色んな人が発音してみる動画をご覧ください。

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6つの国からやってきた人たちが頑張って発音していますが、なかなか難しいようです。ただ、なんとなくドイツやフランスから来た人たちは他の国の人に比べて少し上手に聞こえます。ドイツ語は言葉が近いというのもあるので想像に難くないですが、なぜフランスの人が!?と思いませんか?

実はこのデンマーク語の¨r¨の発音はフランス語から来ていると言われています。細かい歴史的な背景は省きますが、デンマークにも昔、貴族や上流階級のひとたちがいました。そしてフランスの貴族文化が最も栄えていた頃、この発音を彼らが取り入れ始めたとされています。

ではどうすればこのやっかいな¨r¨の発音をマスターできるか?答えはうがいにあります。

専門用語では口蓋垂ふるえ音と呼ばれています。鏡を持って口を空けて見てください。口の中央にぶらさがっている部分があると思います。これが口蓋垂です。ここを震わせることで発音します。

水を含まずに、うがいをしてみてください。できれば鏡を持って、口蓋垂がふるえているのを確認するといいかもしれません。後は何度も繰り返して練習あるのみ。

最後に実際にデンマーク人が¨r¨の発音について説明している動画を紹介しておきます。

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参考:
デンマーク語独習コンテンツ
外務省: チャレンジ41カ国語~外務省の外国語専門家インタビュー~