2-3週間の夏休みなんて当たり前!そんなデンマークの夏休みがスタートしましたが、エンジニア組合(IDA)の調査によると、どうやら3人に2人のデンマーク人は、夏休みの間に仕事関係のメールやSMSをチェックしてしまい、完全に休暇を楽しめていないようです。
画像:To ud af tre kan ikke holde fingrene fra arbejdsmailen i ferien | Nyheder | DR
2,345人のマネージャークラスの方々を対象にした別の調査では、7人に1人しか仕事を全くしない「完全な休暇」を取れていないことがわかりました。「休暇はリラックスし充電をするための期間なのに、これは良くない兆候だ」という声もあがっています。しかしスマートフォンなどで手軽にメールが確認出来る今日この頃。特に海外とのやりとりがある仕事では顧客を待たせるわけにはいかないといった事情もあり、ついついメール対応をしてしまっているようです。
自宅で仕事をしたほうが通勤時間も節約でき、同僚に”邪魔”されることもないので仕事の効率があがることもあります。デンマークでは必要に応じて自宅で仕事をする人が年々増えていますが、家に仕事を持ち帰ることができる、自宅で仕事をする/できるという環境が一般化してきていることで、デンマークでも仕事とプライベートの線引きが難しくなっているのかもしれません。
参考:
To ud af tre kan ikke holde fingrene fra arbejdsmailen i ferien | Nyheder | DR
Ledere holder ikke helt fri i ferien | Nyheder | DR
Flere arbejder hjemme – Danmarks Statistik