こんにちは!お久しぶりでございます。フィンランドライターのaikaです。
大変お待たせいたしました!これから2回にわたって、世界中から愛されている北欧生まれのキャラクター『ムーミン』に関連する記事を書かせていただきますよー!
・・・え?別に待ってないって?そんなことおっしゃらずに!
最新情報とともに書かせていただきますので、是非読んでいってください!(笑)
もくじ
ムーミンカフェ 続々オープン!
以前ヒュゲリニュースでも紹介がありましたが、2016年12月、フィンランドの首都ヘルシンキに第一号店となるムーミンカフェがオープンしました。
ここで「え?一号店?今までフィンランドには無かったの?」と不思議に思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。
ムーミン好きの方はご存知、日本各地にはムーミンカフェやスタンドがありますが、当の本場はこれまでムーミンカフェはありませんでした。
早速中に入ってみましょう!
フィンランドの文化が活かされた店内
店内のデザインはシンプルでクラシカルです。シンプルが故でしょうか、壁に掛かっている3枚の大きな白黒の原作挿絵が目を引きます。
テーブルと椅子の形や色、素材も様々で、気分に合わせて選ぶ楽しみがあります。
そして、写真が無くて申し訳ないのですが、店内にはキッズスペースが設けられており、ムーミンの絵本やおもちゃ、さらにはブランコやつり革があって、子どもたちがのびのびと遊べるようになっています。
離乳食やミルクも店員さんにお願いしたら温めてくれるそうですよ!ベビーカーも難なく通れる広々とした空間ですし、店員さんの配慮もきめ細かいところなどは、さすが育児先進国フィンランド。「お母さんにやさしい国」と言われるだけありますね!
食事メニューはどんなものがある?
さて、お持ちかねのメニュー情報ですが、たくさんありますよ~!
菓子パン、ケーキ、クッキー、サラダ、サンドイッチ、キッシュ、アイスクリーム等があります。
菓子パンはどれもビックサイズです(笑)大きさはだいたいCDくらいあります。
そして、これはプチ情報ですが、オープン初日にはお寿司のセットもあったそうですよ。
飲み物は、コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、ホットチョコレート、スムージーがあります。
紅茶は、店員さんがマグカップにお湯を入れてくれるので、自分たちはレジ横に置いてあるフレーバーティのティーパックを選ぶだけ!
たくさんのフレーバーがあり迷ってしまいますが、パックにはフィンランド語の他に日本語でも味の説明が書かれているので、安心して選ぶことができます。
食器には、フィンランドの陶器ブランド『アラビア』のムーミンマグカップやプレートが使用されています。様々なムーミンの絵柄があるので、注文したものがどの食器で出てくるのか、わくわくしながら待つ楽しみがありますね!
カフェタイムを心ゆくまで楽しめる理由
店内から見たヘルシンキの街並みはどこか心を落ち着かせてくれます。
また、店内には音楽が流れていないので、その場その時の雰囲気を味わうことができます。
これまでの写真をご覧の通り、日本のムーミンカフェと比べ、フィンランドのムーミンカフェはムーミンを全面的に出していません。シンプルでクラシカルな内装に溶け込むようにさりげなくムーミンがいます。
年齢層を絞らず、子どもから大人まで気軽に利用しやすくカフェの時間を楽しめるようにしているのでしょうね。カフェ文化を大切にする北欧ならではの空間づくりだと思います。
ちなみに、ムーミンカフェは現在ヘルシンキに5店舗展開中です。
・Korkeavuorenkatu
・Fabianinkatu
・Kruununhaka(今回ご紹介した第一号店)
・Töölö
・Stockmann
※場所や営業時間等の詳細は、ムーミンカフェホームページにてご覧になれます。
ムーミンファンはもちろん、ムーミンファンでなくともカフェとしても十分に楽しめますので、フィンランドに行かれる際は是非立ち寄ってみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回は、フィンランド第二の都市タンペレに出来たムーミン美術館について書かせていただきます!お楽しみに!