8月に新学期が始まる北欧ですが、この時期は学生たちの家探しが大変です。ノルウェーでは今年度、約1万人の学生が学生寮の空きを待っています。そんな中NRK(ノルウェー放送協会)は、斬新な解決策を見出した4人の学生を特集しました。

解決策1:車に住む

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<画像:NRK>

広さ10平米の車生活を選んだオーレ(Ole)さんは、オスロで視覚芸術を学んでいます。車の中にはキッチン、ベッド2台、机とイス、収納スペースがあり、水と電気も通っています。
この車を作るのにかかった費用のトータルは6万ノルウェークローネ(約78万円)。内4万クローネが車の購入費です。完成まで半年を費やしました。

以前よりも自然を楽しむ機会が増え、自由を満喫しているオーレさんですが、駐車スペースに困ることや、時々駐車場付近のことが問題のようです。オーレさんのアドバイスとして、もし車生活がしたい人がいれば、事前にしっかりと計画するようにとのことでした。

解決策2:マイクロハウスを作る

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<画像:NRK>

今学期からトロンハイムで建築学を学び始めるシグー(Sigurd)さんは、広さ13平米のマイクロハウスを自作しています。

高校生の頃にマイクロハウス、特にアメリカのタイニーハウストレンドに魅了され、自分もマイクロハウスを作ろうと考えました。お金のない高校生の頃に、土台となるボートロレーラーを買った後、興味をもった多くの企業から材料の割引などの支援を受け、現在完成を目指しています。
完成すれば電気、温水、床暖房も備わる予定で、シャワー、トイレ、キッチン、寝室スペースができます。予算は、 25万クローネ(320万円)です

 

解決策3:ボートに住む

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<画像:NRK>

エリー(Eli)さんとエリーネ(Eline)さんは、2人でボートに住んでいます。広さは25平米のボートを無料で借りており、毎月の費用は電気代抜きで2500~3000クローネ(約3~4万円)です。2LDKでシャワーとキッチンがありますが、収納スペースがほどんどないため、最低限の荷物だけで住み始めたそうです。

エリーネさんは、子どもの頃からボートに慣れ親しんでいたのでこのアイデアを思いつきましたが、エリーさんにとっては初めての経験だったため、住み始める前にボート旅行をして、少し経験を積みました。住んでからは、天気と風に敏感になったそうです。

 

北欧の住宅事情は学生にとっては大変ですが、様々なアイデアを形にできるという意味では楽しい暮らしができるのかもしれませんね。

 

参考:Disse studentene bor ikke som alle andre  | NRK