こんにちは、Ayaです。今回は先日ご紹介した京都三条の北欧ショップ鹽屋 SHIOYAさんで伺った、北欧デザインと日本のデザインの違いについてレポート!デザイン好きな方は必見の内容です。
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京都三条の北欧インテリアショップ「鹽屋 SHIOYA」におこしやす!
北欧のデザインと聞いて、「マリメッコ」と連想される方は多いのではないでしょうか。最近では街中でもマリメッコのカバンをよく見かけるようになりました。ただ改めてじっくりと北欧デザインのモチーフやどのようにして北欧デザインが発達してきたのか、考えた事がなく…。みなさん、北欧のデザインと日本のデザインの違いって何だと思いますか?
今回そうしたお話を、鹽屋 SHIOYAで働く三名のスタッフ(三澤さん、畑山さん、菱田さん)に伺う事が出来ましたのでお伝えしたいと思います。
まず共通点として挙げられていたのが、北欧のデザインも日本のデザインも自然のモノをモチーフとしたものが多く見られる、ということ。一方で両者の違うところは、出来上がりがポップでカラフルな色合いになるという点でした。
確かに北欧のデザインにはポップで派手なものが多く見られます。北欧では冬の間厳しい雪によって閉ざされてしまうので、限られた家の空間の中で、少しでも明るく楽しい生活を送られるようデザインで工夫されたようです。北欧デザインの根本の発想が日本の物より自由なのはそのせいでしょうか。
さらに、北欧デザインのモノが出来上がるまでの手順の特徴として、まず生地のデザインがあり、その後にさて、これで何を作ろう?と考えるということを挙げられていました。
つまり、カバン用・カーテン用という風にモノ起点でデザインを考えるのではなく、まず自由にファブリックをデザインして、その次にモノが作られていくということです。枠に捕われていない、だからワクワクするような気持ちになるのですね!
また、ファブリックの特徴が特に現れる部屋作りについても、日本と北欧の違いという視点でお話を伺いました。
三澤さん、畑山さんによると、日本のお家ではカーテンは脇役で部屋の中で主張しないように地味めなものを選びがちですが、北欧ではまず各部屋のテーマカラーを決めて、テーマの中でこれでもか!っていうくらい遊び心満載に、かつバランス良く壁紙の色やカーテン、クッションカバーなどを選ぶそうです。
そういえば、デザイン性の高い布をボードに貼るファブリックパネルという文化自体が、この北欧の自由な部屋作りの楽しみ方を象徴していますよね。遊び心満点に自分たちの部屋を飾っていく訳ですから、それだけで明るく楽しい気分になります!部屋にテーマカラーを持たせるという考え方も、日本とは少し違いますね。
共通点と相違点がある北欧と日本のデザインだからこそ、北欧デザインは私たち日本人(特に女性)にとって受け入れやすく、そしてちょっぴり憧れる存在なのでしょうか。
ということで、今回お話を伺った畑山さんと菱田さんです。(三澤さんのお写真は残念ながらありません。)日本全国から京都に観光に来るお客さんが立ち寄られるそうで、この日お話を伺っている最中にもどんどんお客さんが入ってこられました。京都の三条にある素敵な北欧ショップ鹽屋 SHIOYAさん。是非皆さんも足を運んでくださいね!
[Information]
鹽屋 SHIOYA
住所:〒604-8111 京都市中京区三条通柳馬場西入る
北側ライオンズマンション京都三条1階
電話:075-212-5710
営業時間:11:00~19:30(不定休)
公式サイト:http://www.shioya-shop.com/