あなたが、というよりも僕がまさに、今さらムーミンを勉強し始める人間だったりします。キャラクターとしてのムーミンやその仲間たちのことはもちろん知っていましたし、いろんなグッズを見て「いいね〜」と思うことはありましたが、実はストーリーについてはあんまり詳しくなかったんです。
意外と少なくないんじゃないかと思います。「最近やたらとムーミン目立つけど、わたし実はムーミンのことあんまり知らないのよね・・・」っていう方。
ムーミンは、日本では合計3種類のアニメとして、時代をまたいで放送されてきました。1969年〜70年にかけてフジテレビ系で放送されたのが最初のムーミン。1972年に同じくフジテレビ系で放送されたのが2番目のムーミン。そして間を空けて1990年〜1991年にテレビ東京系で放送された『楽しいムーミン一家』が3番目のムーミンです。
このどれかの時期に子供としてテレビを見ていた方には馴染みがあり、思い入れが深いのでしょうが、それ以外の年代の方はストーリーを知らない場合も多いと思います。もしかしたら再放送組も多いのかな・・・?
Pen最新号で一気に学ぶ、ムーミンの魅力!
先日、2月2日に発売されたPen最新号の特集『ムーミン完全読本』は、そんな僕にぴったりでした。
例えば、ドイツやスウェーデン、ソビエト連邦、そしてもちろんフィンランドでずっと昔に作られたムーミン作品が紹介されています。あるいは日本国内でのムーミン史として、昭和ムーミンと平成ムーミンの比較がされていたりします。時代とともに変化するムーミンのキャラクターデザインのページも面白いです。
それからムーミン谷のイラストマップやムーミンのお家のイラスト断面図(?)もわかりやすくてとてもよかったです。
当然、この時期に組まれた特集なので、2月13日から日本で公開されるムーミンの新作映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』の概要紹介がメインです。20点以上の映画のイラストが掲載されていて、なかなか楽しそうです。
あんまり内容を書いても楽しみがなくなっちゃうので、残りは雑誌を買って読んでみてくださいね!
◎Pen Vol.376
出版社:CCCメディアハウス
発売年月:2015年2月
http://www.pen-online.jp/magazine/pen/pen-376-moomin/